MAGAZINE マガジン

編集長インタビュー

会社名や組織名・役職・内容につきましては、取材当時のものです。

編集長がゆく!

人生を掛けて「人をつなげる」仕事がしたい 前編

人生を掛けて「人をつなげる」仕事がしたい 前編

(写真:つなげーと 鈴木一郎社長

“休日に出かける相手はアプリで見つける”新しい習慣が広がりつつある。つなげーとが提唱する「フレンディング=友人つくり」は、学校でも職場でもない、第三の場所を見つける現代の魔法の杖かもしれない。コロナ禍で行動が制限され疎外感を抱く人が多くいるのは、もはや社会問題ともいえる。フレンディング・アプリの先駆者つなげーとの果たす役割に期待が集まる。

 

国内最大の社会人サークル数

 

 「“フレンディング”とは私たちが使っている造語で、“友人をつくる”という意味です。この言葉が一般的になるようにしていきたい」と、つなげーと社長の鈴木一郎は新しいライフスタイル作りへの挑戦について笑顔で語る。

すでに世の中には男女の出会いのきっかけを作る“マッチング・アプリ”が数多く存在する。しかし、「男女が知り合うだけではなく、性別を超えて、共通の趣味を持った友人と知り合いたいというニーズがある」と鈴木はマッチング・アプリとは違うフレンディング・アプリの可能性に気付いた。

 その証拠に、つなげーとは2015年に社会人サークルを集うプラットフォームとしてリリースされると僅か数年の内にサークル登録数国内ナンバーワンに成長。現在では、日々新しいイベントが登録されておりその数は2万8000サークルを数える。累計会員数は25万人で、月間で7000人を超えるユーザーが利用している。

 ユーザー属性は想定していた年齢よりも若く、1990年代後半から2000年代生まれの「Z世代」と1980年代後半から1990年代生まれの「ミレニアル世代」が中になっている。意外にも20代前半から30代前半の若者が多く利用しているというのがつなげーとの特徴である。

(後編に続く)

一覧を見る