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編集部こぼれ話

2013年10月10日

怒らない経営

 

 

 私の尊敬する経営者に、トレジャー・ファクトリーの野坂英吾社長がいる。彼が心掛ける「怒らない経営」というのが面白い。

   ある日、野坂社長は社員が缶コーヒーを道端に置き、そのままコンビニに入っていくのを目撃した。社長として、社員の過ちは正さねばならない。

「ポイ捨てはダメじゃないか!」

   思わず怒る野坂社長。すると社員は「すみません。ただ、コンビニに入るときに缶を持っているとあらぬ誤解を受けるかと思いまして・・・数分で出てきて、すぐに拾っていくつもりでした」と弁明した。

   もちろん、一瞬ポイ捨てのように見えるような行動をした社員にも落ち度はあるだろう。しかしこれ以来、野坂社長はすぐに怒るのを止めた。

   経営をしていると、怒らないというのは至難らしい。部下に任せた案件が、自分が思った通りに進まないと不満を感じることもあるだろう。

   しかし野坂社長は「強く叱ると、その瞬間は緊張感を持って仕事をするが、またすぐに元に戻ってしまう。それより、失敗の原因やプロセスを冷静に分析させ、仕組みに落とし込んで解決した方が、同じ失敗を繰り返す確率が下がって長期的な効果を生む」と説く。

   人間、誰にも失敗はある。ただ、それを社員一人の責任問題として陳腐化することなく、全社で共有して企業全体の利益に結びつけている。某ドラマで描かれた、責任のなすり合いや社内抗争に明け暮れる社員たちとは大違い。当代一流のやり方である。



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