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| カカクコム 代表取締役社長 田中 実 |
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| ともに世界一を目指す
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| [2009-12-28 01:19:04] |
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2009年5月14日、価格比較サイトで業界首位の「価格.com」を運営するカカクコムは、CCCと資本・業務提携を決めた。両社とも豊富なマーケティングデータを有する企業で、「その相乗効果は高い。増田社長の溢れるアイデアに惹きこまれた」と田中実は語る。
この数年間、カカクコムには様々な企業から提携の話が持ち込まれていた。カカクコムが保有する価格情報や口コミ情報、消費者の購買データは格好のマーケティング情報になる。その情報を欲しがる企業が業界を超えて数多く存在した。そこでカカクコムでは提携の際、二つの条件を掲げていた。一つは、経営トップの志と人間性に共鳴できるか。もう一つは、事業間の相乗効果があるかどうかである。
まず一つ目の条件は、すぐにクリアした。田中が増田と初めて出会ったのは、業務提携を発表する数週間前のこと。休日に増田の自宅に招待され、数時間かけて、両社の企業理念やビジョン、事業内容を語り合った。増田はすぐさまアイデアが湧き出て、画用紙に太い鉛筆で次々と新企画や提携効果を記していく。その風景に「イメージをハイスピードで具現化する圧倒的なオーラを感じた」と田中は言う。「増田社長はプレゼンも抜群に上手で、企業家精神の塊のような経営者。思わず吸い込まれてしまいそうな魅力があった」。
CCCと組めば、相乗効果も十分にあった。CCCはTSUTAYAなどのリアル店舗やアライアンス企業を通じた消費者3378万人のマーケティング情報を保有している。一方、カカクコムのサイト「価格.com」と「食べログ」の合計月間利用者数も4399万人(09年11月)に及び、ネットを通じて培った豊富な情報を有している。両社が提携すれば、リアルとネットを通じたデータベースマーケティングで確固たる基盤が作れるのは間違いない。
利用者の幅も広がる。CCCグループの顧客は若者や女性が多い。一方、カカクコムのグループサイトの利用者は男性が多く、年齢層では30代以降が半分以上を占める。両社が組めば、互いに強化したい顧客層を取り込めることになる。「協業のメリットを十分に感じた」と田中。話は一気に進み、初対面から1カ月足らずで資本・業務提携が実現した。
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