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| 【新春インタビュー】セコム取締役最高顧問 飯田 亮 |
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| 世界一明るく楽しい国をつくろう |
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| [2009-12-28 01:19:04] |
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リーマン・ショック以降の世界的な不景気で、デフレが進行し、価格競争に陥っている業界も少なくない。こういうとき、企業家や政治家はどうあるべきか。セコム創業者の飯田亮取締役最高顧問は「どんな状況であれ、リーダーは常に明るいビジョンを掲げるべきだ」と熱く語る。(聞き手は本誌編集長 徳永卓三)
自民党は国民に切り捨てられた
問 まずは2009年を振り返りたいと思います。大きなトピックスとしては、政権交代がありました。民主党が大勝した結果をどのように見ていらっしゃいますか。
飯田 自民党が国民に切り捨てられたということでしょう。自民党は悪習を直さず、いつまでも同じやり方で何も変わらない。リーマン・ショック以降の不況で、将来も見えにくくなっています。これまでの皮を剥ぎ取って新しい時代を作らなければいけないのに、自民党では新時代を切り拓くだけの力はない。それで切り捨てられたわけです。
問 民主党が大勝した要因は自民党の腐敗にあったわけですね。
飯田 その通りです。何かを捨てる時には、必ず新しいものが必要になります。だから国民は自民党を捨てて、民主党を勝たせました。しかし民主党は自分たちの力だと勘違いしています。偉そうに傲慢な顔をしているものも多い。しかし民主党は支持されたわけではありません。新しい洋服が必要だっただけです。
問 国民が自民党に不満を感じたのはいつ頃からだと見ていますか。
飯田 ずっと前からでしょう。麻生太郎前首相だけが原因ではありません。歴代の自民党がずっと変わらなかったことが問題でした。小泉元首相の頃は変わろうとしていましたが、その後は郵政民営化などの変革も結局元に戻ろうとしています。結局、何も変わらなかったのです。
民主党の評価はまだできない
問 現状の民主党政権をどう評価しますか。
飯田 今のところは結論が出せません。マニフェストで掲げた政策を実行しなければ、評価できないからです。八ッ場ダム事業の中止では、その仕事に関わった人たちへの説明責任が足りません。しかしまだ途中経過で結論を出すには早いでしょう。沖縄の米国普天間飛行場の移設問題なども同様です。
問 今後の日米関係をどう見ますか。
飯田 特に問題はないでしょう。昔の密約を掘り出したりするのではなく、建設的な方向で考えればいい。お互い相互依存の関係にあるわけですから、言うべきことはもう少しはっきりして言えばいいのです。
問 鳩山由紀夫首相はいかがでしょうか。
飯田 鳩山首相が語る抽象的な言葉ではよくわかりません。訳が分からないという状況が一番よくない。国民が彷徨える民になってしまうからです。首相が友愛の精神などと言うだけでは、右往左往してやりようがない。リーダーとしては一番まずい。他の政治家もそれぞれが勝手なことを言うだけで、無責任極まりないと思います。困った状況ですね。
問 自民党は復活できるでしょうか。
飯田 出来ないでしょう。誰も復活を望んでいないからです。歴史的な使命もとっくに終わっています。しかし、今の民主党がこのまま栄えて欲しいとも思いません。そう考えると、代替勢力が出てこないといけないでしょう。改革精神を持った卓越した政党が必要です。そういう政党であれば支持されると思います。ただそういった期待を国民が持ちすぎると、独裁政権が出てくる可能性もあります。強烈なリーダーが出てきたらむしろ危ないですね。
問 民主党で期待する政治家はいますか。
飯田 必ずいるには違いないと思いますが、どの政治家も小沢一郎幹事長に何もものが言えないように見えます。そんな政治家では失格です。
問 確かに今の民主党は、小沢一郎さんの影響力が強いようにも思えます。
飯田 まさに小沢一郎の政党になっています。小沢さんも権勢欲が出ています。権力を握れば、どうしてもそうなってしまいがちです。今は自分の思う通りになるから、気持ち良いのでしょう。ただ夏に参院選もあるのでそこで情勢が変わるかもしれません。
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