|
|
|
(
)
|
| 【ベンチャー必勝の法則】フリービット |
|
| 世界中のインターネットを絹のように滑らかに/フリービット代表取締役社長CEO 石田宏樹氏
|
|
| [2009-12-28 02:00:00] |
|
|
|
5つの技術でインターネットを広げる
我々は世の中にインターネットを広げていく事業に特化しています。具体的には、特許を含む次世代の技術と運用サービスを組み合わせて法人・個人向けに多種多様な独自のネットサービスを提供しています。これから先の時代は、既存のインターネットから、次世代のインターネットインフラへシフトしていく大きな変革期へと入ります。我々はこのシフトをスマートに提供していきたいと思っています。
我々の新しくインターネットを広げるための要素は、5つの技術ブロックに分かれています。人を認証する技術、モノを認証する技術、様々な場所のインターネットを自由に繋ぐ技術、待機するトラフィック(データ量)を抑制してコスト削減する技術、スマートなユーザーインターフェイスを作るための技術などです。この組み合わせを変えることによって、様々な事業を生み出していく形になります。
例えば、いつでもどこでもインターネットに繋がる技術と通信機器などのモノを認証する技術、そして通信相手を確実に認証する技術を組み合わせれば、スカイプのようなどこでも無料で通話できる技術が生まれます。このようにブロックごとに組み合わせて、様々な用途に合わせた技術の開発をしています。
盛田昭夫からの手紙
一番初めに影響を受けたのが映画の『ウォー・ゲーム』です。これは高校生のハッカーが自分のコンピューターを電話回線につないで、様々な場所にハッキングをしていき、最終的に国防総省に繋がってしまうという内容で、わくわくしながらテレビに釘付けになっていました。中学生の時は、絵が得意な友人、音楽ができる友人を集めてゲームをつくってパソコン雑誌に投稿したこともあります。その時に、一人だと不可能なことも、組織だと可能性が広がることを学びました。
高校生の時に、ソニー元会長の盛田昭夫氏の著書『MADE IN JAPAN』を読んで感銘を受け、「御社に入社して活躍したい」という熱い思いを、手紙にして送りました。しかし返ってきた内容は「君はソニーに来るな。自分で会社を興せ。AVではなく通信の世界に身を投じろ」。当時は愕然としましたが、今になると私の一生を変えたメッセージです。
日本でインターネットの研究に注力していた慶應義塾大学に入学しました。折しもウェブが生まれたばかりで、自分はこのインターネットを広げる仕事をしていきたいと思い始めました。その当時、インターネット接続業者は安くてなかなか繋がらないか、繋がりはするが非常に高いという極端なものでした。不足なく繋がり、かつ世の中の全ての人が容易に手にすることができるプロバイダーを作り、将来はパソコンだけでなく機器同士が繋がるものを作ろうと決心したのです。
大学を卒業してから、DTI(ドリーム・トレイン・インターネット)というプロバイダー会社を立上げました。その後、インターネットのダイアルアップ接続を無料化できる方法を考え付きましたが、DTIにいたままではその開発と提供は難しかったので、自分たちだけでもう一度会社を起こしました。それが今のフリービットです。
初めて自分たちの力だけで会社を動かしたので、失敗も多くありました。まずは会社内の仕組み作りからということで、物事の全てを会議ベースで決めていったのですが、これが間違いでした。ベンチャー企業であるのに、なかなか物事が進まなくてイノベーションが全て止まってしまったのです。ちょうど上場する2年ほど前でした。毎月3000万円ずつ赤字になり、自分の髪の毛もすべて白髪になりました。
そこでもう一度企業理念に立ち返って考え直しました。自分たちの目的はより多くの人々にスマートにインターネットを広めることであり、イノベーションをなくしては成長できない。様々な経験をして学んだことは、「正解は誰にもわからないのだから、誰よりも早く動いて早く失敗して早く修正する」ということです。これを繰り返せば、一人抜け出して最先端にいけるはずです。これが今の我々のポリシーです。
|
|
| 続きを読む |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|