トピックス -企業家倶楽部

2016年06月01日

ソフトバンクグループ、アリババ株式の一部売却を発表

売却総額は8700億円強


   ソフトバンクグループは1日、アリババの普通株式の一部を売却すると発表した。有利子負債の返済など財務体質の強化が主な目的で、総額8700億円強の大規模な資金調達を行なう。

   具体的には、アリババへの2200億円相当の株式売却、約5500億円分の他社株強制転換証券(アリババ株式の米国内における売買取引を円滑に行なうための預託証券)の発行などを6月10日(米国時間)に行なう。また、アリババのパートナーからなるグループや大手政府系ファンドにも株式を売却する見通しだ。

   ソフトバンクグループはアリババの株式総数のうち32.2%を保有しており、これまで事業提携などで緊密な関係を築いてきた。そのきっかけは、ソフトバンクグループ代表取締役社長の孫正義氏が16年前、創業間もないアリババに約20億円を投資したことだ。この資金調達のおかげでアリババは大きく業績を伸ばす。2014年には株式上場を果たし、2兆7000億円規模の資金調達を実現するなど世界的大企業となったのだ。この一件でソフトバンク自身(当時)も8兆円弱の含み益を得るなど、孫社長の投資が両社に大きな成果をもたらしてきた。

   今回の取引後も、ソフトバンクグループはアリババの株式総数の約28%を保有し続け、引き続き強固な関係を維持する方針だ。この点について孫社長は、「アリババの前途には壮大な成長機会が広がっており、当社は今後もパートナー関係を継続していく」と変わらぬ期待を顕わにしている。



コメントをシェア

骨太対談
 
コンテンツメニュー
企業家賞
企業家倶楽部企業家大学
Page Top