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トピックス -企業家倶楽部

2013年07月16日

アイスポット社長 山田メユミ氏インタビュー

企業家倶楽部2013年8月号 特集第3部





アイスタイル 取締役

アイスポット 代表取締役社長

山田メユミ氏


問 創業前は何をしていたのでしょうか。

山田 大学在学中から化粧品業界に興味を持ち、化粧品を作りたいと考えていました。化粧品の原料を扱う企業に技術開発職として入社し、毎日白衣を着て研究助手をしていました。ちょうど一般的にもパソコンが流行り始め、メールアドレスを持ち始める人が出てきた頃でしたので、97年にパソコンを購入しました。流行りモノが好きで、インターネットにも関心を持っていました。プライベートで、メークアップアーティストなどが参加されている業界のコミュニティーに参加したりしていました。




問 起業のきっかけは何だったのですか。

山田 好きで化粧品の仕事をしていたので、書くのが好きならメルマガでもしてみたらと周りの人に進められ、趣味の範囲で始めてみました。内容は、自分で使ってみて良かった商品の感想を書いていました。すると特に期待していた訳ではないのですが、「試してみたら良かった」という返信があり驚きました。他にも「この商品もお勧めですよ」「よかったら、紹介してください」といったコメントが寄せられ、その声の熱量に触発されました。

 化粧品メーカーで働いており、モニターさんのアンケートのコメントなどに触れることはあったのですが、メルマガの読者の声は、自発的なアクションでしたから、伝わってくるエネルギーが違いました。ユーザーの思いが込められた口コミを鳥肌が立つような思いで読んでいました。吉松とこの声を私たちのところで留めておかずに、「みんなで作るみんなのためのコスメガイド」が作れないかと考えました。ぼんやりとそんなことを思ったのが起業のきっかけとなりました。

問 創業当時の会社の雰囲気はどうでしたか。

山田 事前に読者登録を募ったら500名以上の登録があり、配信するたびに読者数は増えていきました。創業当時は、友人たちが会社が終わってから駆けつけてくれ、手弁当で手伝ってくれました。オフィスにある物も友人たちから好意で頂いたものばかりでした。メルマガの読者の人たちもボランティアで手伝いに来てくれました。毎晩毎夜、ワイワイガヤガヤと文化祭前夜のような雰囲気でした。

問 苦労したことはありましたか。

山田 ベンチャーですので、資金が豊富にあったわけではありません。資金繰りには苦労しました。吉松と九州まで投資家にプレゼンをしにいったこともあります。想いに共感して加わってくれた人たちも生活がありますから、続けられずに辞めていきました。社員に給料が払えず、仲間が去っていったときは辛かったですね。

問 事業展開をしていく上での課題はありますか。

山田 会社が成長していく上で、まず「ヒト」がありきなので、社内での人材教育を強化していきたい。特に株式上場をしてから感じているのは、いろんな専門知識を持ったスペシャリストが集まってくるような環境を作れるかが課題だと考えています。人材によって事業展開のスピードも速くなり、サービスの幅も広がると思っています。

 これまで蓄積した口コミ情報もデータベースとして持っているだけでは広がりがないので、事業として展開していけるような仲間が増えていくか、採用も登用も含めて課題です。また、良いチームを組めるかどうかは社内だけの話ではなく、協力会社も含め社外の人たちも同じだと思います。役員含めて、仲間を作っていくことがアイスタイルの文化になっています。

問 今後の夢について聞かせてください。

山田 消費者の購買行動も大きく変わりました。これからもまだ変化していくことでしょう。その時代の変化に対して、自分たちの組織やサービスを柔軟に変化させ、対応させていけるかが重要です。さらに、私たちが変化を作っていけるかが永遠の課題だと考えています。経営は止まったら終わりです。考え続けるのが宿命ですね。



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