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トピックス -企業家倶楽部

2013年10月01日

スマートフォンの次はウエアラブル/テレパシー社長 井口尊仁

企業家倶楽部2013年10月号 ベンチャー・リポート


 今、見えている映像をそのまま瞬時に違う場所にいる他人と共有し、コミュニケーションが取れるツールが開発されている。それが、ウエアラブル・コンピューターの「テレパシー」だ。常に身に着けることが出来るウエアラブル・コンピューターには、腕時計タイプやメガネタイプがあるが、テレパシーはメガネのように装着して使う。グーグルも同様のメガネタイプのウエアラブル・コンピューターを開発中だ。米国の有力VCのリサーチによると、2014年以降に飛躍的にウエアラブルの市場が伸びると予想している。




 「テレパシーでは、常にウエアラブルに身にまとえるようにして、目の前の出来事を自分の経験として共有できる、あるいは他人と瞬間的にコミュニケーションを取れるようにしたい。これがウエアラブルの世界で、グーグルグラスにも競争が必要」とテレパシー社長の井口尊仁は語る。

 1990年頃に街中やライブ会場、スポーツなど様々な場所でスマートフォンを使って撮影する人はいなかったが、現在では、多くの人がスマートフォンで撮影し、フェイスブックなどSNSに投稿するのが当たり前になった。世界では1日当たり5億枚の写真がシェアされているのだ。

 コンピューターの歴史を見ていくと、大型のコンピューターからパーソナルコンピューターになった。今では信じられないが、マウスもない時代があり、何をするにもいちいちコマンドを叩いていた。それが、マウスで自由に操作できるようになり、今では、いつでも手元にスマートフォンを持ち、クラウドを使っていつでも写真やドキュメントを持ち運べるようになった。様々なタブレットも出てきている。そして、次の時代の主役はウエアラブルになろうとしている。

 現在、普及しているスマートデバイスは発展途上にある。スマートフォンやタブレットを使い、どこにでも持ち運べるようになったが、写真や動画を記録するためには、電源を入れ、ソフトやアプリを立ち上げ、被写体にカメラを向け、スタートボタンを押さなくてはならないなど、まだまだステップが多い。感動している場面でスマートフォンを取り出し、カメラを向ける行為は不自然とも言える。ウエアラブルは、そうした手間がなく、両手もふさがらないので、より自然だ。

 目の前の出来事を他人とシェアする場合も、テキストを打ち込みSNSに書き込むまでに時間を要する。テレパシーでは、目の前で「いいね!」と親指を立てる仕草をすれば、音声認識や画像認識で判別できる。

 以前は写真や動画を撮影し、他人とシェアすることはとても面倒の多い行為だったが、現在では世界中の人と感動をシェアすることが簡単に出来るようになった。ポストスマートフォンと言われるウエアラブルはそれをさらに進化させ、ステップを減らし、瞬間的に感動を共有出来る夢のツールなのだ。

 「人間と人間をより豊かに、より楽しく、より快適につなげることで、世界が素敵になる。皆さんにもテレパシーを通してこの体験をしてもらいたい。必ず2014年には製品を送り出したい」と井口は熱く語った。



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