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トピックス -ビッグベンチャー

2014年05月26日

全ての人が幸せになる夢を強くイメージして実現する/GMOインターネット・グループ代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷正寿

企業家倶楽部2014年6月号 私の信条


 




 1995年にインターネット事業を開始してから、インターネットに命を懸け一心不乱に努力してきました。2014年度の新入社員は90名。これで社員がほぼ4000名になりました。グループ全体で76社を抱え、東証1部2社を含む6社の上場企業を擁しています。今期は売上高1000億円、経常利益120ー130億円を見込んでいます。私は50歳ですが、現在のGMOがあるのは、自分が作りたい事業グループの具体的な強いイメージを20代の頃から持っていたからです。

 例えば「家が欲しい」という夢を持ったとします。単に「マイホームが欲しい」というのでは実現しません。場所はどこで、窓はどちら向きで、廊下が何色でといった細かな素材感までイメージし、目をつぶると思い浮かぶくらいの現実感がないと夢は叶わないのです。

 私は20歳位の時、自分が働いている姿やどんな企業を作りたいかという具体的なイメージを、映像が浮かぶくらいに強く思い描いていました。良いサービスを提供し、多くのお客様に喜ばれる企業グループになるというイメージを強く信じ、一貫して様々な人に語ってきました。そしてそれを具体的に実現する努力を重ねた結果、GMOは徐々にそのイメージに近づいていきました。夢の具体的なイメージを強く持ち続ける。これが夢をかなえた一番の原動力になっていると感じています。

 それに加えて、もう1つ大切なことがあります。その夢が実現するとみんなが幸せになるかどうかということです。自分の夢が周囲の人たちにとっても整合性が取れているかということは非常に大事です。私がいくら利益1000億円の会社を創りたいと豪語しても、「じゃあ俺達はどうなるんだ」と関わる人々が幸せになれないような夢ではいけません。皆で努力したら皆が幸せになるという整合性のとれた夢を描き、皆で共有することこそが重要です。

 夢を共有したらさらに、具体的な内容を明文化して皆で唱和するということが不可欠です。当社の社員はそれを理解して、私の夢を明文化した「スピリットベンチャー宣言」を手帳に入れて携行し、それを皆で唱和します。今年の入社式でも読みました。1995年から全社員に徹底されているのです。

 
 20歳の時、夢を6つの分野に分けました。最も重要なのが健康です。100歳まで健康に生きて夢を成し遂げたいと思っています。次に正しい心の在り方、第3に知識教養を具体的に描きました。この3つを基礎レベルの夢と名づけました。これを実現出来れば、第4の仕事、第5のプライベートに関する夢を叶えることが出来るのです。私はこの5つを実現レベルと言っています。その上に第6の結果レベルと名づけた夢があります。最初の5つの夢がかなえば、結果、経済的な成功は自動的に付いて来ます。

「55年計画」を作成し、目標はGMOグループの売上高10兆円、利益1兆円、スタッフが20万人と具体的に記しています。数年前の金融の失敗があり4ー5年遅れてはいるものの、伸び率は当初書いた通りに実現しています。夢を実現する自走式の仕組みを作る。それが私の仕事なのです。



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