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トピックス -ビッグベンチャー

2014年06月18日

経営理念に貫かれた最強チーム/エイチームを支えるスタッフ

企業家倶楽部2014年6月号 エイチーム特集第4部

経営理念に貫かれた最強チーム

 「みんなで幸せになれる会社」「今から100年続く会社」。エイチームの経営理念はDNAとして隅々まで浸透している。その証として、力強い社員の言葉からは、新規事業を立ち上げていくバイタリティが伝わってくる。林のもとで最強チームの奮闘は続く。(文中敬称略)


経営理念に貫かれた最強チーム

エイチームのサービスを世界中に届けたい

取締役 エンターテインメント事業本部長 中内之公 Yukimasa Nakauchi


エイチームのサービスを世界中に届けたい


 中内は現在、エンターテインメント事業部でゲーム部門を担当し、250名ほどの組織を抱える。ゲーム制作はエイチームの中でも主力となる部門。それを統括する中内がエイチームに入社したのは、転職がきっかけだった。
 エイチーム入社以前、中内はデジタルコンテンツのプロデューサーやITサービスの企画・立案をした後、個人でコンテンツを扱う会社のコンサルタントや支援を行ってきた。その中でネット向けのサービスに集中しようと転職を決意した。
 中内は元々、エイチームに関心を持っていた。業界の中では後発だったにも関わらず業績を伸ばしていたからである。転職先の一つとして紹介されると、「まずは話だけでも聞いてみよう」と考え、何名かの社員・役員と会った。
 中内が林に対して抱いた第一印象は、「クールでスマート」。物事を数値化して捉える論理性がある一方で、周囲を気遣い、最適な判断ができるスマートさがあったという。入社以来、その印象は今でも変わっていない。
 入社当初は経営企画部のマネージャーとして業務に取り組み、全社のコンテンツや売り上げの情報から、時々刻々と変化し続ける流行を分析していた。その後、ゲーム部門を担当することになったが、当然ソーシャルゲームはリリースすれば売れるというものではない。「入社後にソーシャルゲームで失敗が続いたときは苦しかった」と中内は当時を振り返る。
 しかし、その後の2012年2月、日本と北米で同時リリースされた「ダークサマナー」は北米で1位を獲得し、世界で700万ダウンロードを突破。業界でのエイチームの存在感を高めた。スマートフォンの特性を生かしたことが功を奏し、日本に留まらず、世界でのヒットも狙うことができたのである。
 中内が印象に残っている林の言葉に「できない理由を探さない」というものがある。できない理由を探さずに、まずは失敗から自分の取り組みを反省し、客観視することが成功に繋がった。
 そしてもう一つ、中内が林から学んだことに「直観力」がある。エンターテインメント事業のみならず、第2の柱となる「引越し侍」などのライフスタイルサポート事業を立ち上げたのも、林が先見の明から実行し、成功した例である。ゲームのヒットを生み出す上でも直観力は欠かせない。
 中内は今後について、自らの夢に触れた。良い素養を持っていても、それをビジネスや収益に繋げるアイデアや視点を持たない人間が多いのが現状だ。そこで自身の経験を生かし、「業界内でも社内でも、若くて頑張りたい人材をこそ応援したい」と語った。
 さらに中内は「月商10億円のアプリを作りたい」と意気込む。エイチームの強みは情熱や理念だけではない。中内は林に、人としての暖かみを感じることもあるという。「実力主義が誇張されがちな会社が多い中、林はまず人を信じ、そのやる気を応援することができる」と中内。そうした林とともに、全員で同じ夢に向かって全力で取り組むのが「エイチームのDNA」であり、それを生かしてこれから市場が拡大していくスマートフォンの分野で世界規模の収益を狙う。
 最後に中内は林に対し「これからもヒリヒリするような勝負に、一緒のチームとして挑んでいきたいですね。みんなで世界のエイチームにしていきましょう」とメッセージを送った。



次世代への基盤を築き 「中興の祖」を目指す

取締役 新規事業推進室長
加藤厚史 Atsushi Kato


次世代への基盤を築き 「中興の祖」を目指す


「僕の人生で唯一褒めてあげられるのは、あの時の直感だ」
 新卒で中京テレビに入社した加藤が、2年目にある番組の編成担当となり、出会ったのがエイチームである。企画自体は実現しなかったが、加藤は胸騒ぎを覚え、エイチームという会社に興味を持った。
「今思うと、なぜそんな行動力があったのか分かりません。ただ、チャレンジしたい気持ちが強くありました」と加藤は当時を振り返る。ホームページから個人的に問い合わせると、すぐに連絡があり、一週間後には社長の林と会食する運びとなった。
 加藤にとって林の第一印象は、これまでに出会ったことの無いくらい頭が良い人。「みんなで幸せになれる会社」を目指すという企業理念や将来像、社員への思いを魅力的に語る林に心惹かれた。
「この人は将来、世の中に大きな影響を与える人物だろう。この機会を逃せば、もう会って話すことすらできなくなるかもしれない」
 そう感じた加藤は、一緒に帰るタクシーの中で入社の意思を伝えた。二つ返事で受け入れる林。そのそっけなさが、また彼らしい。
 もちろん、中京テレビからは引き止めにあった。「いきなり辞表を提出したので、何かあったのかと大騒ぎになりました」と加藤は苦笑する。最終的には送別会まで開いてもらったが、編成部長だけは「お前みたいな奴は送りたくない」と会場を出て行ってしまった。加藤が追いかけると、「ベンツで乗り付けるくらいになって帰ってこい」と振り返って一言。「必ず恩返しをする」と決意した。
 入社後は、人事部に配属された。エイチームの魅力をより発信していくために、採用説明会の組み立て方などを改革していった。その結果、エイチームの認知度は高まり、配属当時約400人だった新卒のエントリー者数は2年で約1万人まで膨らんだ。
 人事の仕事をこなす傍ら、加藤は「毎週一本の新規事業を提案します」と宣言し、数多くの事業案を出し続けた。この熱意を買った林は新規事業選手権を開催し、加藤にチャンスを与えた。
 見事に優勝を果たした加藤は、事業案の一つであったブライダル情報サイトを創設したいと申し出た。これが後に、カップルに半年以内での結婚式を提案する「すぐ婚navi」となる。発想のきっかけはウェブ化された旅行雑誌。いずれブライダル業界にもIT化の波が押し寄せるだろう踏み、事業を立ち上げた。
「休みは無かったが、楽しかった」と加藤は満足そうに語る。オフィスのテーブルに、500円のフラワーアレンジメントを飾って仮の店舗とし、土日はサイトを見て来店したお客への対応に大忙しだった。収入源となる結婚式場との関係も保ちつつ、利用者であるカップルの幸せを第一に考えて行動したことが成功に繋がった。
「林との出会いがあったからこそ、今がある」
 加藤の直感だけでなく、林という人物に出会えたからこそ、心を動かされ一緒に会社を作っていきたいと思った。新規事業に挑戦することもできた。
 入社時、「中興の祖」になりたいと語った加藤。現在は、続々と新規事業が生み出される会社にすべく、事業と事業家を創出することに注力している。「林をはじめ、先人達が作ってきた弊社において、様々な可能性を新たに見出し、次の世代に引き継いでいきたい」と意気込んだ。



100万光年も彼方にいる男

執行役員 株式会社引越し侍 代表取締役社長 熊澤博之 Hiroyuki Kumazawa


100万光年も彼方にいる男


熊澤が林のもとで働くようになったのは、小さな縁がきっかけだ。2005年の入社から遡ること10年程前に勤めていたアルバイト先の同僚が、偶然エイチームの副社長に就いていたのである。彼から「新規事業立ち上げに伴って営業をしたい。訪問販売の仕事をしている熊澤さんに是非来てほしい」と声をかけられると、新規顧客開拓という自身の強みを活かせる場所だと思い、入社を決意した。
 林は自分の社長像とは正反対の男だった。社長と言えば良くも悪くも周囲を煽って勢いよく進むイメージがあったが、林は穏やかな雰囲気で、仲間と共に前へ進んでいく印象を受けた。
 入社直後、飛躍的に業績を上げることができずに落ち込んでいた熊澤を、林は「苦しい時期でも頑張れば乗り越えられる」と声をかけて連日飲みに連れて行った。朝方まで飲み明かすこともしばしば。「林さんのお陰で今がある」と熊澤は当時を振り返る。
「考えるヒントをいただきながら、努力は絶対に無駄にならないから皆で頑張ろう、と叱咤激励して頂きました。結果だけではなく、過程の努力まできちんと見て評価してくれるので、やる気が出ます」
 入社してから1年後、「引越し侍」の母体となる事業を立ち上げた。実は、飲み屋をはしごする道中で出たアイデアから生まれた事業で、閑散期の空いているトラックを使って安く引越しができるようにするサービスだった。サイトを手掛けるのは初めてだったので、集客や運営の方法など右も左も分からず、1から勉強していった。
 まずは東京、大阪、名古屋で引越し会社を20社集めようと目標を定め、裸一貫で人生初めて東京に赴いた熊澤。しかし、当時はまだエイチームの認知度が低く、事前にアポを取った企業には全て断られてしまう。カラオケや駐車場から新しくアポを取り、一週間同じ服で駆け回った。
 その甲斐もあって20社を集め、現在では200社以上の会社が参画するまでに成長した。また、経験を積んだことでノウハウを身につけ、ユーザーを増やすこともできた。
 林は業績が上がったことを喜ぶ反面、常に謙虚な姿勢を忘れないように釘を刺したという。そのアドバイスもあって、熊澤の率いる引越し侍は環境が変わっても低姿勢は保ったままだ。
「会社の課題は、より生活に寄り添ったサービスを実現すること。結婚、引越し、車の買い取り。そういう一連の流れを支えられる『ゆりかごから墓場まで』のような、本当の意味でのライフスタイルサポート事業を構築したいです」
 今後の目標は、最近新しく始めた引越し予約サイトを世間に広め、業界に一石を投じること。売り手だけでなく買い手にも納得して利用してもらった上で社会に貢献することを目指す「三方よしの理念」で、ユーザー、業者、自社が満足できるサイトを追求している。
 そんな熊澤は、人間として惚れ込んだ林に尊敬の眼差しを向ける。
「公私とも懇意にしていただき、ありがとうございます。社長の経営理念や人間性に憧れて、服装や髭など形から入れるところは真似しているほどです(笑)。私からすれば100万光年も彼方にいる林社長ですが、私がいつか少しでも近づけるように、今後ともご指導お願いします」

理念を浸透させ共に憧れられる 会社をつくりたい

執行役員 株式会社エイチームライフスタイル 代表取締役社長
間瀬 文雄 Fumio Mase


理念を浸透させ共に憧れられる 会社をつくりたい


 林に初めて会った時の印象を「ウソが無い人。飾りがなく自然体で好感が持てた」と語る間瀬文雄。エイチームへの入社は2008年11月、証券会社からの転職組だ。転職先の条件として掲げた、「若い人が自由に活躍していて、風通しがいい会社」、そして「自分の意見をきちんと言える会社」という理想にピッタリ合ったのがエイチームだった。説明会で林が語る経営理念に共感したこと、そして「嘘がない姿勢」に感銘を受け、入社を決意した。自社の説明後、林は「娘の運動会があるからこれで失礼します」と帰ってしまったが、むしろその人柄と彼の生み出す社風は、自然体で惹かれるものがあった。
 入社して最初の仕事は引越し比較サイトの営業担当。「引越し侍」の強みは、予約がその場で可能なことと、提携企業数が最も多いことだが、何と言っても外せないのは「組織と人」だと間瀬は語る。エイチームは一人ひとりの自由度が高く、様々な部署に決済を通さなくとも直属の上司の許可を取れば業務を進めることができる。何よりスピードが早い。
 今は毎日が楽しくて仕方が無いという間瀬。「モチベーションが上がるのは、自分が会社はもちろん、ユーザーや社会にも役立っていると実感できるからだ」と眼を輝かせる。
 2013年11月、グループ会社の社長になった時、3つの誓いをたてた。1つ目は、これからは分社化後のエイチームライフスタイルしか知らない世代が出てくるが、そういう人にもエイチーム創業の理念を浸透させ、実現していく。2つ目はグループ会社の手本となり、今後も次々と生まれてくるであろう子会社の先端的な存在として、成功事例となる。3つ目は人が成長できる環境を作る。
「とにかく皆が生き生きと仕事ができる環境をつくり、人間性、スキル共にメンバーを成長させていきたいですね。それがサービスの向上にも繋がるし、ひいては憧れられる会社を創ることにもなります」
 林の人柄を聞かれ、「いたずらっ子。社員も世の中もいつも驚かせたい、楽しませたいと思っている」と間瀬は語る。そういう彼自身、過去に何度もどっきりさせられたことがあるという。
 社長からに学んだことは多いが、理念が一番大きい。最初は不思議に思ったが、「みんなで幸せになる会社」「今から100年続く会社」を体現するには、変わっていかなければならない。
「数値目標などではなく、この理念こそまさに人間としての根本を語っています。ここを目指していけばきっとうまくいくと信じられる」
 林から「4番でエースはいらない」と言われた時はドキッとしたと語る間瀬。研修で360度評価を受けた時、メンバーから「もっと任せてほしい」という意見がたくさん出た。そんな状況の中でこの言葉を言われガツンと響いた。危機感を感じて任せるマネジメントを意識するようになったという。
 エイチームに入り、仕事の種類が多岐に渡っていたので、大変なこともあったが、新しいことをやることは楽しいので「苦労」ではなかった。会社も周りのメンバーが好きで、その想いが自分を突き動かしてきた。
 自分に足りないものが多すぎると反省しながらも、林に憧れ、学び、近づきたい一心で懸命に努力する間瀬。最後に、「エイチームをもっと有名にしたい」と力強く語った。



私も夢を叶える一員に加わりたい

A.T.brides 代表取締役社長 大崎 恵理子
私も夢を叶える一員に加わりたい


 半年以内の割引特典を集めた結婚式場情報サイト「すぐ婚navi」を企画運営し、エイチームの今後の事業発展を担う子会社の1つがA.T.bridesだ。2013年12月にその大役を任されたのが1984年生まれの現在29歳の女社長、大崎恵理子である。
 入社の経緯は運命的と言える。大崎の実家は飲食店を経営しており、将来的には家業を継ぎたいと考えていた。大学卒業後は経営を学ぶ目的で飲食店運営のジェイプロジェクトに入社。JR名古屋駅に隣接するルーセントタワー内の店舗で新社会人として働いていた。その接客中にエイチームに誘われたのだ。
 きっかけは同じビルにエイチームのオフィスが移転してきたことだった。大崎が働く40階にあるスカイラウンジに仕事終わりのエイチームの社員たちが立ち寄り、すぐに常連客となった。その中に林の姿もあった。和気藹々と仕事の話をする社員たちに好感を持っていた大崎だが、林が社長だとは気付かなかったという。
 「この方、社長だったんだと後から知りました。偉ぶった態度がなく、いつも自然体で社員の方と近い存在でした。その印象は今も変わらない」と林の第一印象について話す。
 一人ひとりの客の話題に合わせて会話を交わし、機転の利く大崎のコミュニケーション能力の高さを評価した林は、新規事業の営業担当に適任と考えていた。そこで、大崎に「転職する気はないか」と声を掛けたのだった。
 新卒で入社して間もない大崎は躊躇したが、すでにエイチーム社員の人柄の良さに惹かれてもいた。親切に誘ってくれた会社説明会に参加し、エイチームの目指すビジョンを聞いているうちに、「私でも世の中に何かアクションを起こせるのではないか」と胸に希望が湧いて来るのを抑えられなくなった。「私も夢を叶える一員に加わりたい!」と2007年7月にエイチームに転職を決めた。
 入社してからは、ゲームを主力とするエンターテイメント事業に次ぐ収益の柱として注力していたライフサポート事業の立ち上げと営業を担当。持ち前のチャレンジ精神でゼロから一を立ち上げる仕事に奔走した。2010年からブライダル事業部の立ち上げメンバーとして参加、2013年12月に社長に就任した。
 林から期待を受け新規事業を任されたはいいが、思ったような結果が出ずに自信を失いかけた頃、「失敗ばかりして恥ずかしいです」と林に悩みを相談した。すると林は「僕なんか失敗の連続ばかりだよ。いくつになっても何度失敗しても問題ない。自分もそうだったけど、エイチームは挑戦し続ける会社だ」と励まされた。
 今では社長となった大崎は、かつて林が自分を励ましてくれたように、社員に対して失敗を恐れず挑戦することの重要さを日々説いている。林が社員を叱るときは、新しい挑戦に消極的な発言をした時や自ら動こうとしない時だという。
 大崎の今後の目標は何かと訪ねると、「知られていないことによって挙式をあきらめている人も多いので、潜在的な市場を掘り起こすような役に立つ情報を伝えていきたい」と力強く語る。
 林を慕いエイチームに集まったメンバーは、いつも活き活きとしておりワクワクしながら主体性を持って仕事をしている。そう社員に思わせる林の様な社長になりたいと大崎は夢を語る。
 「エイチームと出会えて、ここで働けて幸せです。私も会社も成長して、今から100年続く会社にしていきたい。これからも皆で幸せになれる会社になるために明るく元気に頑張ります」



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