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トピックス -企業家倶楽部

2014年12月30日

車を財布に入れて持ち歩く!?カーシェアリングが急成長

企業家倶楽部2014年12月号 ビジネストレンド


 「カーシェアリング」という言葉は聞いたことがあるが、まだ使ったことがない人がほとんどではないだろうか。知っている人だけが密かに得をしている新しいライフスタイルとして今注目され始めている。

   実際に調べてみるとカーシェアリング業界の規模を示す車両台数と会員数は、年率30%以上も伸びている成長産業なのだ。公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団によると、2014年1月末時点で、国内のカーシェアリング車両ステーション数は7568カ所(前年比34%増)、車両台数は1万2373台(同40%増)、会員数は46万5280人(同61%増)と、毎年増加傾向にある。

   国内最大手のタイムズ24を訪ね、カーシェアリングの現状について聞いてみた。タイムズは全国1万4000カ所に時間貸し駐車場を展開、その約3分の1に当たる5700カ所でカーシェアリング用の車を配置している。2014年10月末までには1万台配備と売上げ103億円を見込んでいる。

「会員カードを持っていると、日本全国どこでも必要なときに車が利用できます。いわばドラえもんの四次元ポケットのような夢のサービスです。出張先など目的地まで鉄道を使い、最寄り駅から車を使うという事例もあります」と、タイムズカープラス事業部長内津基治氏は語る。




   それでは、実際にカーシェアリングで車を利用してみよう。まずは会員登録が必要になる。店舗またはウェブで氏名や住所、免許証番号、クレジットカードなど必要項目を記入し、会員カードを作る。自動発券器を使えば即日発行も可能だ。車の予約はパソコン、携帯、スマホから行う。地図から希望の駐車場を探し、車の空き状況を確認、利用時間を選択する。2週間前から予約できるが、実際は当日か前日の予約が大半であり、その気軽さが受けている。料金は15分206円で、ガソリン代は含まれている。

   長時間利用したい人には、6時間パック4020円、24時間パック8230円、夕方18時から翌朝9時までのナイトパック2580円が選べる。(6時間パック以上は走行距離に応じた1キロ16円の距離料金が追加される)

   予約時間になったら駐車場に行き、会員カードを読み取り器にかざすとドアロックが解錠。助手席前のボックスを開け、キーを取り出せば、後はマイカーと変わらない。レンタカーと比べて店舗での手続きがなく、すぐに車が使え簡単で便利だ。

   1時間使用してもわずか824円である。少し遠くまで買い物に行きたいときや家族を駅や塾まで送迎したいときなどに利用されることが多い。買い物やゴルフ、週末のドライブなど用途に合わせて車種や色も選ぶことが出来、一度使ってしまうとその利便性の虜になってしまう人も多い。

   何を隠そう、筆者である私も数カ月前にマイカーを手放し、カーシェアリングライフを満喫している。週末のゴルフや急に仕事で車が必要になったときなど、利用頻度は月に4、5回程度で、車を保有していたときと利用頻度はさほど変わらない。しかし、車維持費とカーシェアリングの利用料金を比較して、その安さに驚いた。

   マイカーの維持費は月額にすると、自動車ローン5万円、駐車場代2万5000円、その他ガソリン代、保険料などで約2万円、合計すると約10万円前後の出費になる。一方カーシェアリングの利用料金は一カ月に同頻度車を利用して、月平均で3万5000円から4万円程度に抑えられる。

   ゴルフバッグや荷物を車内に置きっ放しに出来ない、週末に予約が集中し、借りられない場合もあるなど、マイカーにはない課題もあるが、車両台数の増加や用途に応じた多様な車種を揃えるなどサービスの充実が図られている。一度ご利用されることをお勧めしたい。

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