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トピックス -企業家倶楽部

2015年01月22日

インドネシア視察記1/元気な若者が弾けるジャカルタ

企業家倶楽部2015年1/2月号 緊急リポート





11月初旬、企業家ネットワークではヌサンタラ総合研究所と合同で、ジャカルタ視察を企画、実施した。日中関係がしっくりいかない今、次なる期待はインドネシアである。人口2億4000万人、その内7割が30歳以下というインドネシアは、日本とは全く逆の人口構造といえる。国民の9割がイスラム教徒で、ハラル問題など気になる点はあるが、何より国民が親日的であることが、日本企業が注目する理由といえる。生産地としてはもとより、消費地としての現状はどうか。百聞は一見にしかずと、真夏のジャカルタに降り立った。

バイクとショッピングモールが交差する大都会

 日曜の早朝にジャカルタに到着したが、朝のランニングイベントで、中心地は11時まで通行止め。中流?富裕層にとって今、ランニングがブームという。日比谷公園の10倍はある独立記念広場には、若者やヤングファミリーが集結、エネルギーが渦巻いていた。周囲は人、人、人で、お祭り広場のような騒ぎ。これが毎週というのだからすごい。首都ジャカルタの名物は交通渋滞である。トヨタやホンダなどの日本車と日本製のバイクがひしめき合う大都会に驚く。

 ジャカルタは不思議な街である。中国人街以外は、町並みが発達しておらず、数百以上のショッピングモールが乱立。高級、中級、庶民向けと3つのクラスに分かれるが、いずれも人々の憩いの場となっている。

 中でも一番高級といわれている「プラザインドネシア」には、「大戸屋」が現地資本と合弁で出店。日本よりワンランク上の和食屋として支持されていた。また地下には日本式の「ぱん屋」があり、メロンパン、カレーパンが並んでいる。人気は日本円で100円のメロンパンとのことで、ジャカルタにいることを忘れてしまうほどだ。

 今回、高級、中級、庶民的といわれるショッピングモールを視察したが、中級以上にはいずれも日本の飲食店が進出、かの国の人々に支持されていた。特に今はラーメンがブームという。また丸亀製麺が出店、日本と同じ設えで人気を呼んでいた。その他、吉野家、ペッパーランチ、モスバーガー、ビアードパパなど知った顔が多数出店、ここは日本かと思われるほどであった。

 若者たちに人気の高級モール「グランドインドネシア」にはユニクロがオープンしたばり。店には日本と同じように、フリースやライトダウンがメインに並んでいるのにビックリ。常夏のジャカルタで売れるのかと心配になるが、一番の売れ筋はフリースという。また郊外の中・上級モールには日本の無印良品が出店、現地スタッフで運営していた。


バイクとショッピングモールが交差する大都会

飲食店として出店するセブンイレブン

コンビニは現地のアルファマートやセブンイレブンが目立つ。小売業は規制が厳しいため、セブンイレブンは店内にイートインスペースを確保、飲食店として出店。小綺麗でクーラーが効いたコンビニは、若者たちにとって憩いの場として活用されている。

 日本の山崎製パンが進出、認可待ちとのことだったが、中旬には許可がおり、アルファマートに商品が並んだとの情報を得た。若者が多く、急速に欧米化しているジャカルタでは手軽さと衛生面からも今後益々パンが食べられると予測される。

 今回、日本大使館はじめ、ジェトロ、現地企業のオーナー、じゃかるた新聞社長ら、多数の方々にお会いしたが、どの人も規制が厳しいのがネックと語っていた。従っていかにいいパートナーを見つけるかが進出の鍵という。成功企業の旗印とされるマンダムも、何年もかけて現地に溶け込み成功にこぎつけたという。

 新大統領になり、規制がどう緩和されるのか。2015年5月にはイオンがショッピングモールをオープンする計画だ。人口2億4000万人の若者がひしめくインドネシアは今、魅力に溢れている。それだけに各国の争奪戦が始まっている。(次号に続く)


飲食店として出店するセブンイレブン

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