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トピックス -企業家倶楽部

2015年03月27日

適材適所が人を幸せにする/リブセンス代表取締役社長 村上太一

企業家倶楽部2015年4月号 言いたい放題





 日本経済が苦しいと言われる昨今、私たちは人材の適材適所を手助けすることで、個人の仕事のパフォーマンスを上げ、社会に貢献したいと考えています。

 働く会社によって、活き活きと働いている人もいれば、つまらなそうにしている人もいるのが現実です。しかし、今は退屈そうに働いている人も適役と思える仕事さえあれば、人生はもっと面白くなるに違いありません。尖った才能を持つ人は能力を活かせる所で働き、生産性を上げることでしょう。このように、適材適所に雇用をマッチングすることが国力の増強にも繋がると考えています。

 こうした中で私たちは、自分に最もマッチする仕事を見つけてもらうために情報を提供するというアプローチを行っています。例えば「ジョブセンス」を使い、アルバイトに関する情報を豊富に提供する。さらに、「転職会議」という転職クチコミサイトを通じ、社風や評判といった目に見えない企業情報を可視化しています。

 当社は、事業としてお客様に求人系のマッチングサービスを提供していますが、いずれは社内におけるマッチングビジネスもしてみたいと考えています。部署を変えただけで見違えたように仕事のパフォーマンスが上がる人材は、どの会社にもいるはず。人それぞれの気質を見極めた上でマッチングすることには、大きな可能性が秘められているのです。その他、サポートとして社員の能力開発をしてみても面白いでしょう。

 視点を変えて、人と人とのマッチングも興味深いテーマです。幸福と相関関係が強い要素を調べるため、「幸せ調査」をしたことがありました。全年齢を対象に総合的な幸福度を聞いてみたのです。今、幸せかどうか、家庭環境における満足度や人間関係、金銭面といった様々なことを調査しました。

 幸福度と関係が深いのは人間関係や可処分時間、仕事、恋愛などでした。将来的にはこのデータを利用して、恋愛や家庭におけるコミュニケーションを円滑にできるようなマッチングをしてみるのも面白いでしょう。

 適材適所をしていく上では、自分と相手を見える化することが重要です。例えば就職活動の際、多くの学生は自分の向き不向きも考えずにネームバリューのある会社ばかりを選んでしまう傾向にあります。たくさんの有名企業を受けて、内定をもらえずにがっかりする人も多いでしょう。仮に入社できたとしても、実際に仕事をしてみるまで自分に合うかどうかは分かりません。

 そういった学生たちには自分のやりたいことを顕在化、言語化して欲しいと思います。そのためにも、自身の価値観を明確に認識するきっかけを与えてあげたい。日本では、小学生から大学生になるまで自分自身を見つめ直す機会があまりありません。就職活動で突然、自らを分析することを迫られます。

 そこで、各企業の風土や仕事の面白みを可視化したデータを提供する。例えば、仕事の多さや性別比、安定性、福利厚生、雰囲気といったことを言葉や数字として表したデータです。仕事を通して成長したい人もいれば、ゆっくりと楽しく働きたい人もいます。就活中の学生が己と相手をよく知ることで、ミスマッチなく自分にとって一番の会社を見つけることができるでしょう。

 適材適所をテーマにしたビジネスは、人々の仕事や家庭、恋愛を充実させ、我々の理念である「幸せから生まれる幸せ」を実現していくと信じています。



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