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トピックス -企業家倶楽部

2015年03月30日

コンビニとバーの融合「コンビニ・バル cisca」

企業家倶楽部2015年4月号 ビジネストレンド





 金曜の夕方17時ごろ、仕事を終えたサラリーマン数人が笑顔で会社から出てくる。4~5人の人数が揃ったところで年長者と思われる男が声を上げ「よし、飲みに行くか」と一言。1週間の労をねぎらう楽しい花金の始まりだ。しかし彼らは居酒屋やカラオケ店などで賑わう繁華街とは逆方向に歩を進める。どこへ向かおうというのだろうか。やがて彼らが向かった先に小さな店が現れる。

 レンガで縁どられたガラスベースの外装、入り口に備え付けられた黒い看板にはピンクの模様が彩られ、黄色い文字で「cisca(シスカ)」と書かれている。カフェを思わせる洒落た店構えが印象的だ。しかし店内に入ると2つのレジカウンターと色鮮やかな食品棚が並ぶコンビニのような内装、そして20席ほどのイートインスペースで酒を酌み交わす人々が目に飛び込んでくる。

 摩訶不思議なこのお店、その正体は最近話題になりつつあるコンビニとバルを掛けあわせた形態「コンビニ・バル」である。「バル」とは、スペインを中心に親しまれる喫茶店と居酒屋と食堂が一緒になったようなお店を指し、南ヨーロッパでは交流の場として親しまれ、夜な夜な様々な人が足を運ぶという。




 昨年9月に日本橋にオープンしたこの「cisca」は、そんな「バル」の特徴をコンビニに取り込んだ新業態であり、コンビニ業界で初となる「ちょい飲み」ができる店として話題を呼んでいる。

 ciscaはCity Small Cafeの頭文字からとった造語であり「できたて」「健康感」「つながり」をコンセプトにしている。コンビニ1軒ほどの小さな店内だがその食品に特化した品揃えは豊富だ。お酒は一般的な発泡酒やチューハイはもちろん、通常の缶ビール以外にもクラフトビールを揃え、ワインの選択肢は通常のコンビニよりはるかに多い品数を誇る。値段も100円から数千円と幅広い。食品は、おつまみをはじめ、パン、缶詰、サラダ、スパイスなどを揃える他、低カロリードーナッツや果物のスムージー、野菜スープなど女性に人気の食品も充実している。

 注文の方法は独特だ。一般的な居酒屋とは異なり、メニューから品物を選ぶのではなくコンビニのように客自身が飲みたい酒、食べたいものを商品棚から選びレジで会計を行う。しかしここで「cisca」のコンセプトの一つである「できたて」が光る。なんと購入した食材を奥の厨房で温めなおし、小皿に綺麗に盛りつけてくれるのだ。袋に詰まっていただけの冷えた酒のつまみが、豪華なオードブルへと変身を遂げた。




また、お酒についても買ったままの缶や瓶で飲むようなことはない。あらかじめ店側で用意したキンキンに冷えたグラスを無料で貸し出している。

 新日本橋駅から徒歩3分。落ち着きのあるカフェのような雰囲気のコンビニ・バル「cisca」。

 あなたもちょっとオシャレな「ちょい飲み」デビューをしてみませんか。



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