• トピックス
  • 企業家倶楽部
  • バックナンバー
  • 企業家チャンネル
  • 私の注目ニュース
  • 新商品コーナー

トピックス -企業家倶楽部

2016年08月18日

一強九十九弱を目指す/ティア 代表取締役社長 冨安徳久 

企業家倶楽部2016年8月号 私の信条 上





 今年7月7日で創業年目に入ります。「日一番『ありがとう』言われる葬儀社」をこまで来ました。

 大きなビジョンを描くのは大事なことです。ビジョンを日本一と定めておけば、そのためにどのようなミッションを成し遂げねばならないのかが自ずと見えてくる。そして、それを細分化し、地道にクリアしていくのです。階段を一段ずつ登らなければ、二階には行けませんからね。確実に一歩ずつ進むのが最短だと思っています。

 では、全国制覇を目指す上でいかなる方法があるか。直営の会館を毎年4~5店舗作るだけでは、時間がどれだけあっても足りません。さらなるフランチャイズ展開やM&Aも視野に入れる必要があります。

 そこで大事なのは、ビジョン、ミッションの前にあるパッションです。トップ自らが、この業界を消費者のために変えたいという熱意をどれだけ持っているか。その想いが無ければ、ティア号に人は乗ってくれません。

 マネジメントという言葉がよく使われますが、実はそれは、部下に指示・命令を出して動かすことではありません。指示を出さずとも、部署ごとに想いが共有されていて、自分たちの役割が分かっており、皆が同じビジョンに向かって進んでいるという状態を作り出すことです。

 売上げを作るのは現場です。僕らで言えば、全国82の会館。そこの従業員が想いとビジョンを共有して、仕事をきっちりこなしていく。そういう集団が、永続的に伸びて行くでしょう。

 カリスマ経営者と呼ばれる人たちは、もちろん尊敬すべき存在ですが、彼らとて永遠の命ではありません。また、一時的な潮流に乗ることが出来ても、永遠に続くマーケットなど存在しない。そうした中でも生き残る唯一の方法が、前述のような真の意味でのマネジメントができている会社を作ることなのです。市場性や為替を言い訳にしてはいけません。

 私たちの業界でも、葬儀の簡素化が叫ばれています。しかし、人の命に限りがあるという事実は揺るせん死亡人口が減る中で約割を占める個人葬儀社をティアが取っていけば、まだまだ伸びていける。そういうことを発信して未来を見せてあげるのも、トップたるべき者の大きな役割でしょう。

 私は決算発表の際にも、まず想いを伝えるようにしています。数字は発表された時点でいくらでも分析できますから、その前に3分でも5分でも想いを伝えたい。もちろん、数字でしか判断しない投資家の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その数字を作っているのは、やはり想いを腹に落とし込んでいる社員たちなのです。是非その原点を知っていただきたい。

 本当にすごい企業とは、社長ではなく社員がすごい会社です。そこに勤めている従業員が理念や想いを理解して、指示・命令を出さずとも機能する会社。そして、社員がすごい会社こそ、信頼を築いていけるのです。

 お客様の信頼を勝ち取るのは大変なことです。そのために必要なのはただ一つ、社員がお客様を想う強い気持ちしかありません。そうした想いの下、現場に立つ社員が自らの意思で瞬間的に動けなければ、信頼など勝ち取れない。そして、社員への信頼はブランドに繋がるのです。

 葬儀業界には未だにブランドがありません。だからこそ、私たちティアが全国ブランドになれれば、圧倒的な強さを発揮できる。目指すは一強九十九弱です。



  • DEGITAL DATA SOLUTION
コメントをシェア

骨太対談
DEGITAL DATA SOLUTION
 
コンテンツメニュー
企業家賞
企業家倶楽部企業家大学
Page Top