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トピックス -企業家倶楽部

2017年11月02日

iPhone誕生10周年。新機種8、Xに迫る!

企業家倶楽部2017年12月号 BUSINESS TREND


「我々は電話を再発明した」

 今から約10年前の2007 年1月、アップルの創業者スティーブ・ジョブズが商品発表会の場で発した一言である。これが携帯電話の標準をフューチャーフォンからスマートフォンへと変えていく始まりとなった。

 時は流れ2017年9月、カリフォルニア州クパチーノにある施設『アップルパーク』。その地下一階『スティーブ・ジョブズ・シアター』では大規模な商品発表会が開催されていた。新たなiPhoneのモデル「8」と「X」がお披露目されるのだ。世界中のメディアがカメラを向ける壇上には現在のアップルを率いる男、CEOのティム・クックがいる。

「皆さん、これがiPhoneX(テン)です」。彼がプレゼンを終えると会場は拍手に包まれた。

 iPhone発売から10回目の刷新となるこれらの機種には、今までアップルが磨き上げてきた独自技術、そしてチャレンジングな新要素が盛り込まれている。8は昨年発表された7のデザインを受け継ぎながらアップル製の新型システムプロセッサ(iPhoneの頭脳となる部品)「A11バイオニック」を搭載し処理能力を高速化。背面を硬質ガラスで覆うなどの変更がなされている。Xも8と同様のシステムプロセッサを搭載し、処理能力は同等に近いが、その外観、機能面は全く別物と言っていい。最大の特徴とも言えるのが既存のiPhoneとは異なるそのデザインだ。

 iPhoneXでは従来の機種が一貫して搭載してきた丸型のホームボタンが存在しない。上部のカメラやセンサー付近を除くほぼ全面がディスプレイとなっている。画面の素材も一新し、次世代映像パネルとして名高い『有機EL』を採用。スーパーレティナHDディスプレイと呼称されるその画面は、より鮮やかで繊細かつ滑らかな映像が描写可能となっている。

 また、従来の機種に搭載されていた指紋認証システム「TouchID」を廃止。新たに本体前部に搭載された複数のセンサーにより持ち主の顔情報をスキャン、本人と認識することで本体のロック解除をはじめとした様々な認証が行える顔認証システム「FaceID」を搭載している。これは顔写真のような二次元の画像では認識されず、実際に本人がiPhoneを持ち、カメラ・センサー部分に目を合わせてはじめて顔の凹凸を含めスキャンが行われて認識される仕組みだ。アップルによれば顔情報の誤認識は100万回に1回という精度を誇る。

 充電方法も刷新。ワイヤレス充電規格Qi(チー)に対応し、ケーブルなしでも専用のテーブル上に置くだけで、充電が開始される。今後Qiを用いた充電器を飲食店やショップに置くことで、外出先で気軽に充電できる環境を2018年以降整備していく予定だという。

 iPhone8は日本時間で9月22日に発売を開始。iPhoneXは11月初旬に発売となる。通信業者ではソフトバンク、au、ドコモが取扱、販売を行う。値段は8が約8万円~11万円。Xが既存のスマートフォン機種と比較すると2倍近い約12万円~14万円で販売となる。年々iPhoneの端末料金は高くなっている。高級路線を走るアップル、確かな実績に裏付けされた自信の表れだろうか。

 iPhone誕生から10年の節目に生み出されたiPhone8とXは、スマートフォンの歴史におけるターニングポイントとなりえるのか。その性能、新機能の数々を是非、実際に手にとって感じてほしい。



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