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トピックス -企業家倶楽部

2018年06月24日

【第19回企業家賞】-2017-

企業家倶楽部2018年6月号  企業家賞特集


肩書きは受賞当時のものです。




企業家大賞

ネットインフラ創造賞 GMOインターネット 熊谷正寿 代表

企業家賞

プロ人材ネットワーク開拓賞 クリーク・アンド・リバー社   井川幸広 社長

電子書籍市場創造賞  メディアドゥ 藤田恭嗣 社長
 
ベンチャー賞

エコライフスタイル提案賞 リネットジャパングループ  黒田武志 社長

農業×IT 推進賞   農業総合研究所 及川智正 社長
 
チャレンジャー賞

ロボット大国ニッポン創造賞    MUJIN 滝野一征 CEO 出杏光魯仙 CTO



企業家大賞《ネットインフラ創造賞》

ナンバーワン・サービス提供に邁進

GMOインターネット代表 熊谷正寿 氏


企業家大賞《ネットインフラ創造賞》


 当社グループは1995年にインターネット事業を開始して今年で21周年となります。今や、ほぼ全てのインターネットを利用したサービスでシェアナンバー1の総合グループへと成長しました。今回の受賞は私個人ではなく、グループ102社、約5300名の仲間に対していただいた賞だと感じております。

 13年前、この企業家賞で『ネットインフラ構築賞』を受賞しました。今回は大賞、それも『ネットインフラ創造賞』ということで、当社グループの革新的なサービスを自ら先導して産み出していくことが求められるフェーズに成長できたのだと受け止めています。

 来年はあおぞら銀行と組んで、ネット銀行の開業を果たします。今後も、最先端の技術と圧倒的なスピードを強みに「企業家大賞」の名に恥じぬよう、多くのお客様に喜ばれるナンバーワン・サービスを構築すべく、仲間と共に邁進していきます。



企業家賞《プロ人材ネットワーク開拓賞》

プロ人材の領域を50分野に広げる

クリーク・アンド・リバー社社長 井川幸広 氏


企業家賞《プロ人材ネットワーク開拓賞》


 本日はどうもありがとうございます。今まで会社ではなく個人で賞をいただいたことはありませんでしたが、「企業家賞」ということで、「これは僕自身がもらったんだな」と思っています。しかし、社員あっての企業です。色々と私のわがままを聞いてくれた社員に感謝しています。

 クリーク・アンド・リバー社は1990年7月、7人でスタートしました。最初はテレビ専門でしたが、映画プロデューサーから医師、会計士、建築士、ファッションデザイナー、シェフ、作家、大学教授など、今では12分野のプロフェッショナルを対象としたネットワークとなりました。それぞれの研究やアウトプットする技術などを支え、サポートする会社があることで、win-winの関係が築いていけると自負しています。

 現在の12分野を、今後は50まで広げていきたい。そう考えているタイミングでの受賞です。また勝手なわがままを言い続けながら、これからも成長していきたいと思います。



企業家賞《電子書籍市場創造賞》

日本の文化水準向上に貢献

メディアドゥ社長 藤田恭嗣 氏


企業家賞《電子書籍市場創造賞》


 本日はこのような大変素晴らしい賞を、誠にありがとうございます。「一つでも多くのコンテンツを一人でも多くの人に届ける」ことを目標に、電子書籍事業を行ってきました。

 10年前、日本人が1週間で本を読む時間は約6時間でした。それが現在では1~2時間です。これはインターネットの進化によるところが大きい。そこでネット、スマホを通じて本を読んでいただきやすい環境にすることが必要です。

 例えば、AI技術を使ってビジネス書を1冊10~20分で読めるように自動で要約するといったことです。日本では1年に7~8万冊の新刊が発行されていますが、自動要約の技術を生かせば、ビジネス書1~2万冊が普通に読めるようになります。それによって日本の文化水準向上に貢献することができます。また、日本の漫画を海外へ輸出する際に、外国で受け入れられやすいカラーリングを施すなどの処置も可能です。日本の文化を海外に広める一助にもなれればと願っております。



ベンチャー賞《エコライフスタイル提案賞》

日本発のもったいない精神を広げる

リネットジャパングループ社長 黒田武志 氏


ベンチャー賞《エコライフスタイル提案賞》


 このたびは栄えある賞をいただき、誠にありがとうございます。この企業家賞の授賞式も過去18回のうち半分ほどは会場でお話を聞いていました。今回は、このように賞をいただく立場となり、非常に感慨深いものがあります。

 リネットジャパンが行なっているのは、家の中に眠っているパソコン、携帯電話などに含まれているレアメタル、いわゆる都市鉱山を掘り起こすことです。2020年の東京オリンピック、パラリンピックのメダルもこの鉱物資源を使って作られることになっています。そこで皆さんにも、聖火リレーのように、もうお使いにならないパソコンや携帯電話を持ち寄っていただければと思います。

 私たちの夢は日本発の「もったいない」精神で、4年後、8年後……100年後のオリンピックでも同様のメダル運動が続くことです。その夢に向かって、今後もさらに邁進していきます。



ベンチャー賞《農業×IT推進賞》

農業への情熱だけは誰にも負けない

農業総合研究所社長 及川智正 氏


ベンチャー賞《農業×IT推進賞》


 このたびはこのような名誉ある賞をいただき、ありがとうございます。私たちのような和歌山の泥くさい農業ベンチャーも、このような素晴らしい賞をもらえるのだと証明できたのではないかと思います。

 農業総合研究所は10年前に私一人で、資本金50万円で始めた会社です。それが今では140人の仲間がいます。また、ご協力いただく農家さんも20人から6600人に、スーパーさんも2店舗から1000店舗にまで増えました。

 ここまで成長できたのは、いろいろな方から「ありがとう」の言葉をいただいた結果だと思います。これからも、そんな「ありがとう」の輪を広げていきます。 何も無い小さな会社ですが、「パッション・フォー・アグリカルチャー」を合言葉にして頑張っています。農業への情熱だけは誰にも負けません。日本の農業、世界の農業は、この及川、そして農業総合研究所にお任せください!



チャレンジャー賞《ロボット大国ニッポン創造賞》

世界の生産性向上に寄与したい

MUJIN CEO 滝野一征 氏


チャレンジャー賞《ロボット大国ニッポン創造賞》


 このたびは栄えある賞をいただき、誠にありがとうございます。これは私たちのポテンシャルへの期待による賞であり、実績に繋げていきたいと思います。

 MUJINは5 年前、テーブル2つから始まりました。技術も商品も無く、私たちもただ自らのポテンシャルを信じて、お客様と共にここまで来ることができました。

 今、先進国では人口が減少しつつあり、2016~20年には22~64歳の労働人口が毎年1%減るとされ、実際、その通り“順調”に進んでいます。そこで、それ以上に大きいアウトプットをしていかなければなりません。私たちは足りないリソースを補完するために、対応すべきロボットのコントローラ作りを行なって、より多くの産業へと送り込んでいきます。

 我々は日本だけでなく、世界の生産性を上げていくべく、100年後を目指して頑張っていきます。



審査委員長講評

ジャパネットたかた創業者 髙田 明 氏

大切なのは今を生きること


審査委員長講評


 前審査委員長の澤田さんからバトンタッチし、私が審査委員長の大役を務めています。今回も、素晴らしい企業家の方々を選ぶことができました。

 大賞を受賞したのはGMOインターネットの熊谷正寿さんです。そもそもインターネットはアメリカ発であり、日本は追いかけることなどできないと思われていました。しかし、インフラサービスの発想によって、この会社の活躍があります。これこそ成功要因です。今後、売上げ何十兆円への成長も夢ではないでしょう。ますますのご活躍をお祈りしています。

 企業家賞はお二方が受賞されました。
  まずクリーク・アンド・リバー社の井川幸広さん。テレビ業界をはじめプロフェッショナルの派遣を行なっている会社です。ジャパネットも派遣なしにはあり得ませんでした。だから井川さんは私の弟みたいな存在です。

 私は今、「おさんぽジャパネット」というテレビ番組で地方を回っていますが、全国には匠の技術が沢山あります。そんな隠れた人材発掘をやってみたら面白いのではないでしょうか。

 メディアドゥの藤田恭嗣さん。電子書籍事業です。「アマゾンがあるし……」と思われるかもしれませんが、このようにしっかり向き合えば、まだチャンスはあるということ。この素晴らしい発想と、市場を見る力が成功要因と言えるでしょう。

 ベンチャー賞のリネットジャパングループの黒田武志さんとも、ぜひコラボしたい。小型家電をリサイクルして貴重な鉱物資源を回収する会社です。

 ジャパネットたかたもリサイクルで回収をしているので、その分は譲りますから売ってほしい。さらに本格的なリサイクルができれば、3年後には1000億円へ伸びるでしょう。

 農業総合研究所の及川智正さんの受賞も、涙が出るほど嬉しいです。以前、青森のりんご畑を訪れた時、驚きました。その畑には500本のりんごの木があり、1本の木には500~600個の実がなります。その1個1個に日が当たるように家族で葉を取り、「玉回し」といって実を回転させるのです。気が遠くなる作業です。

 農業も漁業も、一番苦労している人たちであり、一番利益が出ていない人。そういう方々のために、ますます頑張っていただきたいと思います。

 そしてチャレンジャー賞を受賞した、MUJINの滝野一征さん。人口が減る今、人手が足りない部分のためにロボットを進化させています。私はAIで将棋や囲碁はしなくていい、人間と人間がやればいい、と考えているのですが(笑)、世界の物流におけるロボット自動化の夢はぜひ実現してほしいですね。

 今日、6名のお話を聞いていて感じたのは、「理念とミッションなくして企業の継続、成長なし」「パッションなくして夢は語れない」ということです。売上げを上げる先には人の幸せが無くてはなりません。それこそが企業のミッションであり、不可能を可能にする力なのです。

 あと20年もせずに、ここから世界を席捲、牽引する企業が出てくるでしょう。皆さん、ますます精進して企業家倶楽部の名を世界へ発信してください。

 そこまでの道のりにおいては、うまくいかないこともあるでしょう。1000億円企業はすぐにはできません。でも落胆する必要はないのです。一番大切なのは、そこへ向かう自分がいるかどうか、情熱を持って今という瞬間を一生懸命に生きているかどうかです。それを考えると、今日受賞された方々は偶然でなく必然の6人、今を生きている人です。

 私も審査委員長の大役を終えた今、皆さんの情熱とエネルギーをいただいて、持ち帰ろうと思います。



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