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トピックス -企業家倶楽部

2018年07月02日

「大法螺」と「諸行無常」を英訳すると?

企業家倶楽部2018年8月号 視点論点





 4月16日、東京・恵比寿にて、「企業家賞創設20周年特別授賞式」を開催しました。今年は20回目になりますので、2つの新しいことに挑戦しようと決めていました。1つ目は通常の企業家賞を選出するのではなく、これまでの大賞受賞者の中から「真の企業家大賞」を決めること。そして2つ目は「授賞式」自体を楽しんで頂くことです。

 1つ目の「真の企業家大賞」ですが、選出方法がユニークです。過去の企業家賞受賞者118名に趣旨を説明し、投票して頂きました。企業家が企業家を選ぶ、初めての試みだと思います。まさに『企業家の殿堂』と言っても過言ではないでしょう。投票の結果、ファーストリテイリング柳井正会長とソフトバンクグループ孫正義社長が同数で選出されました。

 奇しくもお二人は株式上場日も同じ日だったとのことです。多忙を極めるお二人が揃う場は、ソフトバンクの取締役会と企業家賞だけではないでしょうか。

「『大法螺吹き』とよく言われましたが、『法螺』は英語に訳すと『ビジョン』といいます」、受賞スピーチで登壇した孫社長は、ユーモアたっぷりに会場を沸かしました。

「『諸行無常』を英語に訳すと、『エブリシング イズ チェンジング』になる」と孫社長に続いて登壇した柳井会長もユーモアで返し、二人の掛け合いをライブで体感した出席者のボルテージは最高潮に達しました。

 お二人とも企業家精神をキャッチーなコピーで表現し、聞く人の心を一瞬にしてわし掴みにしていました。スピーチ自体がエンターテインメントとして成立しており、さすが役者が違うと思いました。あの会場にいた人は、きっと帰ってから自宅やオフィスでこの話を誰かにしているはずです。

 企業家賞授賞式の模様は本誌にてレポートしておりますので、そちらをご覧ください。

 続いて2つ目ですが、「皆様に授賞式を楽しんで頂きたい。そして自分たちもワクワクするようなイベントにしたい」と考えました。企業家賞は企業家のために存在するアワードです。本来、経営者は孤独な存在です。新しいことに挑戦しているわけですから、問題が起こらない日はありません。失敗の最終責任を取り、成功したら社員を称え、自己成長の場を作るのが社長の仕事です。「報われない」と愚痴ったら負けだということも分かっています。誰かに悩みを相談したい時もある。アドバイスは貰えても決めるのはやはり自分なのです。どこまでいっても自責から逃れることは出来ません。

 しかし、企業家倶楽部はそんな経営者の孤独を理解しています。だからこそ、一年に一度くらいは頑張っている企業家を称えたいのです。綺羅星のごとく輝く企業家たちが、いくつの試練を超え、孤独感に耐えてきたことか、経営者なら共感できることでしょう。

 これからも企業家賞は続きます。ピンチをチャンスに変える企業家がいる限り。そして、20周年の記念に企業家精神を紋様にした博多織のネクタイを作り、加山又造作「千羽鶴」を陶板アートにしました。

 最後になぜ、企業家は魅力的なのか考えてみました。ゼロから1を創り出そうと常にチャレンジ精神旺盛だからでしょう。孫社長と柳井会長流に言えば、大法螺を吹き(ビジョンを語り)、常に変化することを恐れないからでしょうか。(T)



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