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トピックス -企業家倶楽部

2018年08月30日

今、食パンが熱い!

企業家倶楽部2018年10月号 ビジネストレンド





 食パンといえば、ほとんどの家庭で朝食に食べられているお馴染みのパンである。特にトーストにコーヒーというのが、日本の朝の定番といえよう。今、その食パンが脚光を浴びている。食パン専門店が続々と登場しているのだ。発端は2013年に銀座に登場した食パン専門店「セントルザ・ベーカリー」である。渋谷や丸の内で「ヴィロン」を展開するル・スティルの西川隆博社長が、「食パンだけで勝負したい」と食パン専門店をオープン。2斤800円で提供、高級食パンブームに火をつけた。厳選した材料や作り方に研究を重ねた食パンは、外がカリッと中はしっとりもちもちでほんのり甘く、それまでにない美味しさに連日行列ができた。


2013年銀座に登場したセントルザ・ベーカリー




 この人気に触発されて、全国に食パン専門店が続々登場している。昨今の食パン専門店の人気のキーワードは、トーストしないでそのまま食べられる「生食パン」であることと、「耳までやわらかい」ことだ。

 大阪が本社の「乃が美」もそうだ。ここは高級「生」食パンとして、耳までやわらかい食パンを提供。2斤で800円だが、売店だけの店を含めると全国に100店舗を展開する。




 その後16年11月、恵比寿ガーデンプレイスに「俺のベーカリー&カフェ」がオープン、「俺の生食パン」2斤1000円が話題となった。ここは銀座を中心に「俺のフレンチ」などを展開する俺の株式会社が手掛ける新業態である。「俺の・・・」シリーズといえば、中古本「BOOK OFF」の創業者坂本孝氏が興した会社で、星付きの有名レストランの一流シェフが、高級材料でつくる本格料理を格安で食べられる店として話題を呼んだ。




俺の生食パン


 この「俺のベーカリー&カフェ」のコンセプトは「日本一の食パン」である。国産小麦キタノカオリを使用、岩手の中洞牧場のミルクを使った食パンは、しっとりやわらかく、ほんのり甘い優しい香りと味わいが、食べた人を虜にする。勿論ベーカリーカフェなのだから、サンドイッチやカフェメニューも得意。「厚焼きたまごサンド」「イベリコ豚のカツサンド」などが人気メニューとなった。




 そして17年秋には銀座の松屋百貨店の裏に2号店を出店。2階には80席ものカフェを設置。主力の「俺の生食パン」の他、銀座店限定の「大納言」「大人のコーヒーレーズン」1斤900円なども品揃え。いずれも「俺の」らしく高級食材を惜しげもなく使ったメニューとして差別化している。

 そして今年4月には新宿店、6月には京橋店、8月には武蔵小杉店を出店するなど、展開を加速している。さらに銀座界隈の店については「銀座の生食パン」としてリブランド、主力商品も「俺の生食パン~香」、「俺の生食パン~夢」などを揃え、お客を飽きさせないよう工夫している。


俺のベーカリーカフェ銀座松屋裏店




   こうした動きに触発されて今や、全国あちこちに「生食パン」が出現、マスコミでも話題を呼んでいる。その差別化のポイントが耳までやわらかい食感である。高齢社会が進展する中、日本人のやわらか志向はますます加速しそうだ。


俺のベーカリーカフェ銀座のフレンチトースト

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