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トピックス -企業家倶楽部

2020年10月27日

東京駅が街になった

企業家倶楽部2020年12月号 BUSINESS TREND


 東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて工事が進んでいた「グランスタ東京」の商業施設が、8月3日にグランドオープン。1階と地下1階の2フロアに亘って、本格的なレストランや土産店など、多彩な66店舗が加わった。既存の店舗と併せると、150店舗以上という巨大な商業施設が誕生。まさに駅ナカがひとつの“街”になったといえる。

 地下の中央通路には、吹抜空間「スクエア ゼロ」が出現。日本全国の“ヒト・モノ・コト”を結び付け、情報を発信する新スポットとなっている。グランスタ地下北口が新設され、地下エリアからバリアフリーでスムーズな移動が可能となった。「江戸切子」などのデザインが取り入れられた通路は、東京・江戸の魅力を発信している。

 新たに登場した66の新店舗の一部を紹介しよう。

 一番人気は「羽田市場」であろう。新幹線やJR高速バス、飛行機を活用した高速輸送で、東京駅に居ながらにして全国の朝獲れ魚介類を味わうことができると評判だ。またレトロな食堂車を模した洋食レストラン「STATION RESTAURANT THE CENTRAL」では、カシオペアや北斗星で活躍したシェフの料理が楽しめる。「東京ギョーザスタンド ウーロン」では、中国の天津師とミシュランシェフが研究を重ねたという餃子が味わえる。

 1階のメインストリートには人気土産菓子がズラリと並ぶが、新スタイルのあんぱん、元祖木村焼き 「百両屋」が面白い。トウキョー・レトロモダンをコンセプトに、斬新なあんぱんを提案したのは、フランスを標ぼうする人気ベーカリー「メゾンカイザー」である。木村周一郎社長は明治時代にあんぱんを創製した木村安兵衛の血統を受け継いでいるのだから元祖に間違いない。

 百両屋の周りにはフランスの「ラデュレ」が出店、色とりどりのマカロンを中心に土産菓子を。帝国ホテルは「プティ ガルガンチュワ」を出店、ここだけのマドレーヌ、パイ、サブレなどを提供している。また物販では中川政七商店が東京駅ならではの商品を揃えている。

 新幹線の改札前には、イタリア料理の名店「アロマフレスカ」が、新業態「東京パニーノ 〜アロマフレスカ〜」を出店。細長いエクレアのようなパニーノに、リストランテの料理を詰めた一品は、ワインのおつまみにピッタリだ。チョコを愉しみカカオを学べる「CACAO HUNTERS Plus」では店内仕込みのジェラートを、「はせがわ酒店」では、日本初となるエキナカの醸造所を完備、東京駅で作られた日本酒を味わえる。

 開業と同時にスマホアプリ「東京ステーションナビ」が運用開始、混雑状況の確認や予約、複雑な駅構内もナビですぐ確認できるようにした。

 さまざまな名店が集結し、ますます進化する東京駅は、そこだけで楽しめる“目的地”となりそうだ。今はコロナ禍で人の行き交いが減少しているが、日本の表玄関、情報発信基地として早く賑わいが戻って欲しいものだ。




「スクエア ゼロ」の吹き抜けに吊りねぶたが





有名店が並ぶメインストリート





人気の「羽田市場」回転寿司




「百両屋」のあんぱん




ラデュレに並ぶマカロン

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