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2020年10月27日

コロナ禍に行うべき人財育成のパラダイムシフト/(株)つばさ人本経営コンサルティング 代表 臥龍こと角田識之

企業家倶楽部2020年12月号 「人財育成・20年分前倒し主義」の勧め 前編

動乱期は「000(トリプルオー)」の時代

 コロナ禍により、前例や予定調和が通用しない「動乱期」となった。貴族政治が通用しない「戦国時代」、江戸城での老中政治が通用しない「幕末維新の時代」、日本全国焼け野原からの復活を期した「戦後の復興期」、それに匹敵するくらいの動乱期だ。

 動乱期とは、累計してきたカウンターの数字をリセットし、「000(トリプルオー)」にするチャンスの時だ。戦国時代の覇者・織田信長は、楽市楽座、鉄砲、鉄の船など「合理性」を打ち立てた。幕末維新の風雲児・龍馬や高杉晋作の斬新な発想と行動力、戦後の復興期において世界への道を示した本田の世界最高峰のオートバイレース「マン島」への挑戦など、過去の延長線に甘んじないリセット力が、次代への扉を開いた。



「人財育成・20年分前倒し主義」の提唱

 臥龍は、日本で長年に渡って常識とされてきた人財育成のシステムも、「000(トリプルオー)」へリセットするチャンスだと見て、一歩先んじて実践してきた。題して「人財育成・20年分前倒し主義」だ。10歳で「人生経営の社長」就任、30歳で「企業経営の社長」就任、50歳で「社会起業の社長」就任、それぞれ従来から見ると20年分の前倒しだ。そしてこれは、「人本主義・ヒューマンスタンダード」的育成の目安でもある。

 日本人は、島国・農耕村社会の長年の歴史により、意識のDNAに刻まれた、「出しゃばったら嫌われる」「手順を踏まないと人財は育たない」という強烈な呪縛を抱えている。臥龍は、「自ら意思決定し、自らの表現力の殻を破るから潜在力の殻も破られる」「人は一瞬にして変われる」を信条に、人と向き合い続けてきた。



10歳で「人生経営の社長」就任

臥龍は、10歳すなわち「二分の一成人式」を「人生経営の社長」就任の時にしましょうと提唱してきた。これを「志授業」として、小中学校に出前授業を行い、累計約三万人の子ども達に届けてきた。「志授業」とは、ひと言で言うならば、「自分の人生は自分で決めるというスタートラインに立つ授業」だ。自ら意思決定する力を持たないで社会に出る若者は、就職ではなく、有名企業に入りたいという就社をし、結果、三年で30%強離職の一因となっている。「志授業」を受けた子ども達の姿を見ていただきたい。

30歳で「企業経営の社長」就任

 臥龍は、今年の6月に「合同新入若手社員研修会:三日間コース」を主宰した。15名の受講者に、「君たちは人生経営の社長になって何年目だ?」と問いかけた。10歳で就任と伝えると、専門学校卒で10年目、大卒で12年目と答えてきた。臥龍は、「学生から社会人への気持ちの切り替え、挨拶の大切さ、報連相の大切さなどは、ネットで調べれば分かることを君たちは知っているだろう?それを“自分たちは何も知りません。教えてください”と初心(うぶ)を演じた方が可愛がられると思っているだろう。この動乱期、君たちを新人扱いするような余裕はない。学生から社会人への気持ちの切り替えなどは自習してくれ。ここでは、30歳で経営者感覚を持って働くプロになるために必要なことを教える」と言い切った。

 最終日に、派遣先の社長や教育担当上司の前で、自分が30歳で成りたい姿を語っていただいた。15名中、社長に成りたいと言った方は8名、部門長に成りたいと言った方は6名、それ以外が1名だった。最近の若者は覇気がないとか植物系だらけとか聞きますが、それはそういう先入観で見ている周りの空気を読み、出しゃばらない表現を選択しているだけなのだ。いつの時代でも、野望を秘めていない若者は少ないものだ。貴社には、それを表現させる空気感があるだろうか?上記に2名の発表を紹介しているが、28歳の後継者の意思決定を聞いた社長は、その場で、彼が30歳になったらトップ交代と意思決定をした。社長曰く、「地元の経営者の集まりで、息子が35歳になったら社長交代を考えたいと言うと、“ 大丈夫か?早くないか?”と言われていたが、彼の本心を聞いて、大丈夫だと確信しました」。



20年分の大損失をリセットしよう!

 考えてみると、幕末維新を成し遂げ、日本の植民地化を回避したのは20代、30代の若者だった。本田のマン島レース制覇を成し遂げた技術者、ソニーのトランジスタラジオを欧米で売り切り、ニューヨーク五番街に日本企業初のショールームを拓いた営業マン、全て20代だった。今回の動乱期も、狂気の20代、30代を輩出するチャンスだ。

 そして経営者は、50歳では社会起業家デビューをし、国や自治体の仕事を取っていく。それでなくては、日本株式会社は倒産する。30歳で一人前、50歳で社長、70歳で社会貢献では、日本国中が人財育成で20年分の大損失をしていることになる。人創りこそ、「000(トリプルオー)」に持っていこう!




profile 臥龍(がりゅう:wolong ウォロン)こと角田識之(すみだのりゆき Sumida Noriyuki) 
APRA(エープラ)議長&一般社団法人「志授業」推進協議会・理事長「坂の上の雲」の故郷、愛媛県・松山市生まれ。23歳のときに「竜馬がゆく」を読み、「世界の海援隊」を創ることを志す。人の幸福を主軸とする「人本主義思想」の素晴らしさを経営の場で実証推進する和僑(日本)と華僑(台湾・上海)合同の勉強会「APRA(エープラ)」を設立し、日本全国そしてアジア太平洋各国を東奔西走中。最近では、一般社団法人「志授業」推進協議会の理事長として、小中学生の大志確立を支援する「志授業」の普及、民族肯定観を上げるための「歴史・偉人」の講話にも注力中。詳細は「志授業」でご検索ください。



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