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2018年04月27日

犠牲を出しても自動運転車実験は止まらない

企業家倶楽部記者 小山駿介

犠牲を出しても自動運転車実験は止まらない

 米ライドシェア最大手ウーバーテクノロジーズの自動運転車がアリゾナ州で歩行者をはね、死亡させる事故が起きた。自動運転が歩行者の死亡につながった事故は初めて。同社はアリゾナ州のほか、ペンシルベニア州ピッツバーグやサンフランシスコ、カナダ・トロントでも自動運転車の試験走行をしているが、事故を受けて全ての都市での走行実験を中止すると発表した。

 この事故を受け、トヨタ自動車は米での自動運転実験を中断。事故を起こしたウーバー社の自動運転車に人工知能(AI)用の半導体を提供しているエヌビディア社も自社製品が使われている自動運転車の路上試験を中止している。自治体では、アリゾナ州がウーバー社の自動運転許可取り消しを命じる流れとなった。

 一方、アルファベット傘下で自動車運転車開発企業のウェイモのジョン・クラフチックCEOは「技術に自信を持っている」と語り、同社の車両の安全性を強調して実験続行を明言。ゼネラル・モーターズも実験継続とあるように、世論に反して自動運転の実験・開発は続くであろう。


 自動運転車は今の段階では、技術的な面を含め多くの不安があるのは確かで、反対するのもよく分かる。一方で自動運転車が開発され、運用されれば、交通事故の減少、渋滞の緩和、人件費の削減など、私たちの生活を良い方向に変えてくれるに違いない。もちろん自動運転車によって一人の命が奪われたことは忘れてはならないが、それだけで自動運転車自体を否定するのではなく、その先にある恩恵も考える必要がある。今後自動運転車がどうなっていくのか我々はしっかりと見届けていきたい。



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