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2015年09月09日

中国は大丈夫か?

企業家ネットワーク代表 徳永卓三


   先日、中国通の人物に会った。それによると、中国経済は相当悪いらしい。先日もG20で中国の人民銀行の代表が「バブルがはじけた」と表明した。中国が都市開発に失敗し、誰も住まないマンションや企業が入居しないビルを作りすぎたからだ。政府の公式数字では、7%の経済成長を維持しているが、実際の成長率は5%を下回っているとの観測がある。

   その破綻が株式市場に表れている。上海市場の指数はひと頃の6000から9日現在は3244ぐらいに下がり、ほぼ機能していない。「買ってもいいが、売るな」と政府は言う。そんな市場は世界の投資家から信用されない。そのあおりを食らって、東証は連日、株価が乱高下している。アジアの各国はもっと酷いだろう。

   中国経済が破綻すると、共産党政府の正当性がなくなり、暴動へと発展する。これを避けるため、習近平政権は軍事国家への道を急ぐだろう。9月3日、北京で開かれた軍事パレードは世界を震撼させた。一番驚いたのは恐らくプーチンだっただろう。ロシアと中国は長い国境線を持っている。今は小康状態だが、いつこじれるか分からない。もし、中国が攻め込んできたら、とプーチンは思ったに違いない。その思いは韓国、北朝鮮も一緒だ。

   今、中国は南シナ海でベトナム、フィリピンとにらみ合っている。フィリピンはアメリカにSOSを出して、助けを求めている。恐らく、東シナ海でも中国は領土拡張に出るだろう。何やら戦前の日本軍に似て来た。力による領土、領海の拡張は許してはならない。

   もっと恐ろしいのは、中国経済が崩壊して、1億、2億の難民が出ることである。もし、中国の難民が日本に押し寄せたら、大変だ。そのためにも、ソフトランディングしてほしい。



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