• トピックス
  • 企業家倶楽部
  • バックナンバー
  • 企業家チャンネル
  • 私の注目ニュース
  • 新商品コーナー

トピックス -新商品

2016年01月06日

2016年は企業家精神とグローバル化とネット化で勝負!!

企業家ネットワーク代表 徳永卓三


 日本経済新聞の正月企画「アジア ひと未来」の第1回目はインドの企業家精神でした。ソフトバンクグループの代表取締役副社長に就任したニケシュ・アローラ(47)について、書かれています。

「リスクを取れ」がアローラの口癖で、1989年21歳の時に単身米国に渡った。所持金はわずか100ドル。乗り継ぎのヒースロー空港で10ドルのサンドイッチを買った時は手が震えたそうです。

 92年に投資会社に就職しました。しかし、7年後に買ったばかりの家と妻子を残し、今度はドイツに渡ります。ドイツテレコム、グーグルを経て、2015年6月、ソフトバンクグループの副社長に就き、孫正義社長の後継者となりました。

 孫社長のメガネにかなったというか、グローバル企業をめざすソフトバンクグループとして打って付けの人材といえるでしょう。何より企業家精神があります。

「リスクを取れ」ーー。いい言葉ではありませんか。ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が言っておりました。「1000億円の売上げを達成したからといって、もう天下を取った気になる人がいる。売上げ1兆円にならなければ、安心できない」と。

 それまではリスクを取って、攻めまくってほしい。富士山も高いと思いますが、世界にはもっと高い山々が沢山あります。どんどん世界に出てほしい。

 そこで、2番目はグローバル化です。確かに日本は人口減少国になりました。日本にとどまっている以上、急成長は望めないでしょう。

 もう40年以上前になりますか。あるアメリカのベンチャー企業家に聞いたことがあります。「まだ、あなたの会社は生まれたばかり。世界戦略を考えるのは早すぎませんか」。その時、ベンチャー企業の社長は「決して早くありません。企業は国内だけでなく、海外もめざすべきです。生まれたての企業も世界戦略を立てるのは当たり前のことです」。これがアメリカ企業か、と私は思いました。

 柳井会長兼社長も「これからは、グローバル化とネット化だ」と断言します。そういう訳で、ファーストリテイリングは懸命にグローバル化とネット化を進めています。2015年末、ユニクロの店舗数は国内841店、海外864店と海外店が多くなりました。海外進出16年目で海外店舗が多くなるのです(第35回ベンチャー三国志より)。

 国内店舗の売上げは前年並みですが、海外店舗が大きく伸びて、2015年8月期の連結売上げは前年比26.1%増の1兆6817億円、営業利益は同26.1%増の1644億円と相変わらず急成長を続けています。

 海外事業が大きく伸びているのです。中国が387店、韓国が155店、シンガポールなど東南アジアが102店、北米が42店となっています。そういえば、2015年に企業家ネットワークでシンガポールに行って来たのですが、ショッピングモールにユニクロ店が数多くありました。柳井会長兼社長は「グローバル化しない企業は経営をしていない」とまで言います。

 3番目はネット化です。インターネットの大波はすべてのビジネスを飲み込んでしまうでしょう。小売業は半分はネットで買われる時代になると思います。つい先日もおもちゃのトイザらスのニューヨーク旗艦店が閉店するというニュースが流れていました。トイザらス店がネットの販売に押されて、やって行けなくなったからです。

 アメリカで起きたことは早晩日本で起こるでしょう。柳井会長兼社長は「5年後にネットでの売上高を30~50%にする」と断言しています。約1兆円のネット企業が生まれる訳です。

 ネットの影響を最も受けるのは情報系です。新聞・テレビなどのジャーナリズムや銀行・証券などの金融会社はネット化の影響をもろに受けるでしょう。新聞やテレビはなくなると思います。

 対策としては、ネットテレビを急ぎ、雑誌などもネット雑誌になるでしょう。ソフトバンクでは紙を一切使いません。

 企業家ネットワークグループのワールド・ビジネス・チャンネルもしばらくはBS放送で流しますが、時期を見てインターネット放送に切り換えたいと思っています。その日が来るのは近いでしょう。    



コメントをシェア

骨太対談
 
コンテンツメニュー
企業家賞
企業家倶楽部企業家大学
Page Top