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2017年02月16日

私たちはシンギュラリティ到来を目指すべきか

企業家ネットワーク記者 大戸克也


  未来、人間の意識をコンピュータ上にアップロードできるようになる。人口知能分野の権威であるレイ・カーツワイル氏はこんな未来予測を行っている。ソフトバンクグループの孫社長は、将来的にAIが不治の病や大災害から人間を守る方法を見つけてくれるという。実感が湧かないかもしれないが、コンピュータの知能が人間を超える時点「シンギュラリティー(技術的特異点)」の到来過程、もしくは到来後にこれらが可能になるというのだ。

 シンギュラリティは本当に起こるのか。有名なのは、「2045年に起こる」というカーツワイル氏の意見だ。実現の根拠の一つが、コンピュータで人の脳細胞にあたる電子部品「トランジスタ」数の飛躍的上昇である。人は脳細胞の数に比例して知能が高くなると言われており、一般的な数は300億個。対してコンピュータのトランジスタ数は、2018年に300億個を超えるというのだ。だが、それだけで機械が認識や判断など人間の知的活動を行えるわけではない。ソフト、ハードの両面で更なる進化が必要だ。それでも、電気通信大助教授の山崎匡氏は、猫程度の小脳回路をコンピュータ上で再現するシミュレーションで有意な結果を示した。そこで活用した日本のスパコン「菖蒲」は、2015年にスパコンの性能評価プロジェクトで世界一位に輝いたもの。必要な技術発展は日本でも進んでいる。

 だがシンギュラリティ後の未来はあまりに予測不能なため、ビル・ゲイツ氏などは超知能への懸念を表明している。私たちの雇用や生活を激変させる問題だからこそ、国やIT企業、学者などが実現ありきで進めるのでなく、懸念点も含めて社会全体で議論すべきだ。シンギュラティは、起こるかどうかの問題ではない。私たちが責任を持って、実現を目指すかどうかを選択する問題だ。



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