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トピックス -ビッグベンチャー

2012年11月05日

個人やプロが選ぶオススメの一品を定期販売! お米 、日本酒、珈琲豆、靴、ラーメン・・・


■個人でも手軽に定期販売を
 はじめられるサービス
 

「美味しいお肉を食べたい!美味しい日本酒を飲みたい!」
 そう思い立ち、ネットで検索してみても、簡単には見つからないだろう。膨大な情報から、お目当ての一品を探り当てるのは一苦労だ。そんな現代の悩みを解決する、定期販売サービスが人気を集めている。




Box To You」は、フェイスブックを利用して誰でも簡単に定期販売をはじめられるサービスだ。初期・月額費用が完全無料、手数料は売り上げの10%である。販売後、売り上げが確定して初めてコストが発生するため、出品者にはリスクが全くない。さらに、定期販売の契約に応じて発送を行うため在庫リスクもなく、継続的な収益にも繋がる。
 

 日本最大のECモールは楽天だが、同社では定期販売の仕組みを導入するのにコストが掛かる。Box To Youはそれらをまず無料にして、成功報酬型を適用した。デメリットがなく、特に法人は初期投資が掛からない点、個人は在庫リスクが生じない点が魅力的になる。
 

 Box To Youの出品者はまず、フェイスブックアカウントと連携させ、ショップや商品の情報を登録する。価格や発送頻度などを申請後、ソーシャルメディアやブログパーツを利用して告知を行っていく。買い付け・配送などを役割分担したい際は、管理権限を友達へ付与することも可能だ。また、問い合わせ管理は通常のメール応対ではなく、フェイスブックグループやフェイスブックページを通して継続的にコミュニケーションできる。Box To Youを運営する一ツ木崇之(Grow!CEO)はこう話す。




「フェイスブックはコミュニケーションの場であり、音楽やワインなど様々な話題が登場しています。ジャンルは違えど、その人なりのこだわりを持っている人も大勢いるでしょう。その中で、個人が誰でも継続的に定期販売できる手法を提供したいと思いました。定期販売は1回で終わらないので、購入者とどれだけ深くコミュニケーションを取るかが重要になります」
 

■7社の挑戦
 

 一ツ木は2012年8月20日、日本定期販売サービス協議会(JSCA)を発足させた。1カ月に1回、理事会を開催し、定期販売サービス業界に関わるメディア対応を共同で行っていく。現在加盟しているのは7社である。




 1社目は秋田県産のお米の定期販売サービス「トラ男」である。ユニークな名前の由来は「トラクター×男前」だ。通常、米の流通は「農家-JA-小売」となるが、JAでは各農家の米を混ぜてから出荷するため、農家一人ひとりのこだわりが反映されない。さらに、農家での労働を時給換算すると179円である。代表の武田昌大は「食べる人にホンモノを、作る人にやりがいを提供したい。生産者と消費者を直接繋げ、各農家のお米を定期販売で届けていく」と話す。




 2社目は日本酒の定期購入サービス「SAKELIFE」である。会員数は10月末時点で400人、現在はイベント開催に注力している。代表の生駒龍史は「文字の説明では限界があり、一緒に飲む機会を増やしている」と話す。メルマガやSNSを含めコミュニケーションの機会を増やしている。お酒を必要とする祝い事は毎月あり、日本酒を質問できるプラットフォーム化も進めている。さらに、SAKELIFE歴に応じて、商品提供も変えられる。最近ではお酒の写真の共有ニーズを踏まえ、スナップディッシュとの提携を行った。今後は、定期便以外のネットショップの開設、蔵本見学・酒米の田植え体験などの会員参加型イベントを強化していく。




 3社目はライフスタイルアイテムの定期購入型EC「HATCH」である。キュレーター(情報を収集・整理し他のユーザーに共有する行為者)を軸として、衣食住を横断したモール型の展開を行う。HATCH のキュレーターの基準は情熱大陸に出てくる人々、キュレーター9人による付加価値を強みとする。例えば珈琲豆であれば、関連商品やうんちく情報を添え、全てのアイテムにストーリーを用意し提供していく。代表の三浦有人はスタートトゥデイで7年の経験を経て独立。今後は、佐々木俊尚ら著名人のキュレーターの参加も決まっている。




 4社目は、毎月自分好みの靴をスタイリストが無料で選んでくれるサービス「Stylepick」である。代表の濱田光貴は「豊富な選択肢は購入と結びついていない。選択肢を絞って顧客満足度を上げたい」と話す。Stylepickでは、まず3枚の写真の中から、自分の好きな写真を選ぶ。その分析結果から商品を提案していく。提案された商品のうち、気に入った商品があった場合、購入する形だ。商品選びには有名スタイリストが参画しているが、価格は全て3980円とお手頃。正式オープンは11月22日を予定している。




 5社目は全国の有名ラーメン店を毎月自宅にお取り寄せサービス「宅麺」である。日本全国のラーメンを冷凍して自宅に届けている「宅麺」のラーメンは、全て店主が作り込んだストレートスープであり、今までに15万食を累計販売してきた。今回新たに、ラーメン評論家の石神秀幸らが選ぶ定期購入サービスを開始する。




 6社目は無添加・手作りキャットフード専門の定期購入サイト「ねこサプライズ」、7社目は前述のBox To You である。Box To Youは今後、出品者の増加に注力していく。現在は1日1人ずつ申請が来ており、10月末時点で30人ほどとなった。その中には、海外の滞在者も何人かおり、例えばサンフランシスコから珈琲豆を、パリからお菓子を定期販売している。今後は、消耗品や高級食材の提供を軸にしていく一方で、有名人の出品者を集め、有名人がセレクトした商品を定期販売も行っていく。一ツ木は「まずは2013年初頭までに出品者100人を目指す」と語る。




 自分の好みの一品を毎月届けていく定期購入サービス。あなたの食卓やクローゼットを彩ってくれるに違いない。(土橋克寿



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