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【第3回企業家賞】

会社名や組織名・役職・内容につきましては、取材当時のものです。

企業家倶楽部アーカイブ

-2000年-

-2000年-

プラス社長 今泉嘉久 氏

(企業家倶楽部2018年6月号掲載)

 

【第3回企業家賞】-2001-

企業家大賞

オフィス革命賞      プラス 今泉嘉久 社長

企業家賞

端技術開発推進賞 トッキ 津上健一社長

ヘルシーライフ提案賞 リゾートトラスト 伊藤與朗 会長

食卓革命賞     ロック・フィールド 岩田弘三 社長

安心介護提案賞     やさしい手 香取眞恵子 社長

IT革命支援賞 フューチャーシステムコンサルティング 金丸恭文 社長

企業家大賞《オフィス革命賞》

より中身の厚い企業にしたい

プラス社長 今泉嘉久 氏

 大変な賞を頂戴しました。小学生の頃から晴れがましい賞をもらったことがありません。一番嬉しいのは、企業家賞は各回とも浮ついた経営者が選ばれていないということです。重みある賞に比べて会社の中身がまだまだ伴っていないので、本日の受賞を礎にして、より中身の厚い企業にし、真にこの賞にふさわしい経営者にならなければと思っています。


審査委員長講評

セコム取締役最高顧問 飯田 亮 氏

 最近“ベンチャー企業の父”などと言われますが、まだまだ若いつもりです(笑)。この企業家賞も第1回でおしまいかと思ったら、はからずも第3回。毎回、選考には苦労します。ジャーナリストは日本にはベンチャービジネスが少ないと言うが、そんなことはない。立派な企業が生まれているのは嬉しいことです。

 プラスの今泉嘉久さんには、15年くらい前にお目にかかりました。小さいパッケージに色々な文具キットが入った商品を見せてもらって「大したもんですね」と言ったら、女子社員が考えて売り出したという。人使いの上手い人です。文具業界に風穴を開けてやろうとつくったアスクルが、社会で大変なニーズを受けて急成長しています。このビジネスモデルをつくり、社内ベンチャーとして小さく生んで大きく育てたことを評価しました。

 過去2回、間違いのない企業を選んだのと同様、今回も地に足を付けた企業のみを選びました。そんな選考に自信を持っています。

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