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【レポート】企業家倶楽部会員勉強会

会社名や組織名・役職・内容につきましては、取材当時のものです。

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長崎にジャパネットたかたを訪ねて~視察訪問記

「企業家賞創設25周年記念授賞式」が11月18日に開催したが、その企業家レジェンド大賞に選ばれたのが、ジャパネットたかた創業者の髙田明氏とエイチ・アイ・エス創業者の澤田秀雄氏のお二人だ。その時の記念品をお届けするという名目で、今般、企業家倶楽部勉強会を「長崎に髙田明氏を訪ねて~」とした。参加者は総勢20名。ジャパネットたかた様の御厚意により、大変楽しく有意義な勉強会となった。その様子をリポートしよう。   (三浦千佳子) 

【大歓迎でお迎えいただいた髙田明氏とMCの中島氏と佐藤さんらと共に】



■スタッフ全員でおもてなし 

【佐世保にあるジャパネットたかた本社】

4月24日(金)午後3時、長崎佐世保は快晴、空は青く晴れ渡っていた。企業家倶楽部会員面々が次々とジャパネットたかたの本社に到着。テレビではよく見るが、スタジオがどうなっているのかなど参加者は興味津々。出迎えてくれたのは髙田明氏本人と、ジャパネットの社員一号で長年活躍してきた浦 明美氏と執行役員の西林美樹氏だ。髙田氏はテレビ通りスマートでその笑顔に参加者の心も和む。

 「こちらにどうぞ!」の案内と共にオフィスに入るや、一同びっくり。なんとスタッフ全員が出迎えてくれたのだ。これには驚くやら感激するやら。

全スタッフの前で企業家レジェンド大賞を受賞した髙田明氏に記念品の博多織のアート作品を贈る。作品の「松風」は、松の緑の生命力と繁栄を表現したものという。

【記念品の博多織のアート作品を贈る】

 そしてせっかくだからと全員での記念撮影が行われた。総勢100人だ。ここで撮影の指揮をとったのは髙田氏である。「私はカメラ屋としてスタートしましたから撮影にはうるさいんですよ」と語りながら、一人ひとりがきちんとおさまる指揮する。さすが髙田氏と一行は改めて感動する。そして出来上がった写真が以下の通りである。最高の記念となるショットとなった。

【ジャパネットの全スタッフとご一緒に記念撮影】

こうした温かいおもてなしに、ジャパネットたかたがいかに拡大・成長しようとも、家庭的でアットホームな社風であることがわかる。通路に掲げられた社員たちの歴代の海外旅行の楽しそうな写真が、ジャパネットの社風を物語っている。長崎県、佐世保界隈の人にとっては「ジャパネットたかた」に入社することがいかに幸せであるかが理解できる。

その後、1階ロビーに展示してあるジャパネットたかた発展の歴史を物語る商品を見せていただく。勿論説明は髙田明氏本人だ。

佐世保に髙田写真館をオープン。そこから髙田明氏の歴史が始まった。ラジオ番組でカメラを紹介、一日で何百台も売ったことなどが語られる。そしてゴールドに輝く掃除機など、大変な売上を獲得した商品が並ぶ。当時一世を風靡した商品もある。

これはまさにジャパネットの歴史そのものだ。勢い髙田氏の説明にも力が入る。テレビでのあの語りが再現される。髙田氏が息子の旭人氏に社長を譲って10年。今はテレビに出ることは無くなったが、ここに詰め掛けた人は皆、思ったであろう。「もう一度テレビで活躍する髙田明氏を見たい」と。

【ジャパネットの歴史について熱く語る髙田明氏】

■スタジオ生中継

 16時からテレビ東京とのコラボでスタジオ生中継があるというので、見せていただいた。テレビでよく見るMCの中島さんと佐藤さんが目の前で語りだした。

まずはエアコンの説明だ。夏に向かって今が買い時と熱く語る2人。大きなテレビカメラが動いているが、なんと無人だ。時代の進歩に一同驚く。

 そして次の商品は帝人の収納ケースだ。これがあれば冬物の布団や衣服が楽に片づけられると説明。その説得力に思わず身を乗り出す。お客様の反応はグラフで一瞬にしてわかるという。MCの2人に力がこもる。

【収納ケースについて説明する2人】



 ジャパネットのMCには台本がない。わかりやすく、無駄なく商品の魅力を伝えるのは至難のワザだ。それを2人のMCはいとも簡単にやってのける。2人の掛け合いもピッタリだ。その凄さに一同、さらに感心するとともに、二人には尊敬の眼差しが注がれる。

「ここまでくるのにどれだけ練習し、訓練を積んだことか」

MCとしての髙田明氏の姿をもう一度見たい、誰もが思った瞬間だった。



■髙田氏の想いが溢れる懇親会

 夜には佐世保市に移り懇親会が行われた。ストライクの荒井社長の音頭でスタート。今回の髙田氏訪問を一番楽しみにしていたと語り、一同感謝の祝杯を挙げた。

【挨拶するストライクグループ荒井邦彦社長】

佐世保ということで海の幸山の幸、そしてアルコールが並び、一同の距離が縮まっていく。最後は髙田氏の講和で締めくくられた。



■髙田氏の人生を語ることばに感動

 髙田氏は一行への感謝の挨拶と共に自らの人生を語りだした。

「今を生きる。夢を持ち続け日々精進。これが僕の人生そのものです。『今を生きる』とはお釈迦様のことばです。その時々、日々の商売を一所懸命にやりきることが大切です。人生は「過去」「今」「未来」がありますが、未来のことを思い悩むことはありません。お客様が求めることに変化対応し、日々を懸命に生きるしかないのです」

【自らの人生を熱く語る髙田明氏】

社長を息子に譲り、私は日本全国で講演をさせていただきました。講演タイトルは「夢持ち続け、日々精進」です。これが僕の人生です。夢を繋いで、繋いで今があるのです。人生はパッション、アクション、ミッションです。一番大切なことはミッションです。今、77歳ですが117歳まで、日々を懸命に生きていきたいと考えています」。

 髙田氏の力強いことばに会場は静まり返り、感謝の拍手が贈られた。



■「長崎スタジアムシティ」見学

翌25日も輝くような青空が広がっていた。この日は佐世保から長崎市に移動。今一番話題の「長崎スタジアムシティ」を見学させていただいた。このスタジアムシティの建設は息子の旭人氏の熱意と行動力の結晶といえる。

この日は夜から地元V・ファーレン長崎とガンバ大阪との試合がある。まだ昼すぎだというのにお客様が多く、熱気が溢れる。V・ファーレン長崎が一部リーグに昇格したのだから、地元ファンの気合もただものではない。スタジアム内の席数は長崎の人口を考えて、フルで2万席としたという。浦和スタジアムなどと比較すると、こじんまりしているが、その方が間近に見られて臨場感がある。これがこのスタジアムの魅力という。

【最新の設備を完備したスタジアム】

最新の設備を完備し、佐世保バーガーなどの飲食物は全てスマホで予約、待ち時間なしで受け取れる。ホテルやショッピングセンターを併設したスタジアムシティは、今や長崎県民の自慢の施設だ。この夜の試合の応援に力が入ったのはいうまでもない。勿論髙田明氏も会場で応援していた。

ジャパネットたかたの魅力、その凄さに圧倒された2日間であった。長崎県にとってジャパネットたかたは無くてはならない偉大な存在だ。しかしそれも毎日を懸命に生きてきた髙田明氏の努力の結晶といえよう。学ぶことが多い2日間だった。ジャパネットたかたの皆様、そしてご参加の皆様に感謝いたします。

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