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事、将に成らんとす、大胆不敵

会社名や組織名・役職・内容につきましては、取材当時のものです。

企業家たちの金言

事、将に成らんとす、大胆不敵

事、将に成らんとす、大胆不敵
【セコム㈱ 創業者 飯田亮】 
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これは勝海舟の有名な言葉で、人が事を成す場合の心構えを説いている。 私は若い頃、この言葉に出会い、以来座右の銘としている。 事業を起こす場合、まず小心翼々として緻密に計画を練り、細心の注意を払うこと。 しかし、実行するときは大胆不敵と思えるほど思い切ってことを運ぶこと。 この時に恐れたり、逡巡してはならない。 首尾よく事業が成功した時、あまり喜びすぎると、勝利の女神はするりと逃げるので、成功した時ほど慎重になり、油断しないようにする。 勝って兜の緒を締めよというわけだ。 

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飯田亮 氏 1933年生まれ、学習院大を卒業後、 父が経営していた東京・日本橋の酒問屋「岡永」に入社したが、62年に退社。 日本初の警備会社、日本警備保障(83年、セコムに社名変更)を友人と2人で設立して社長に就任。 オンラインによるSPアラームシステム、コンピューターによる警備システム、家庭向け安全システムなどを開発し、急成長した。
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